ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

なんでもかんでもギネスに挑戦しすぎ

タイトルのまんまです。なんでもかんでもギネスに挑戦しすぎです。

そもそも、ギネスというのはビールのことです。会社の中で「ビールを飲みながら与太話をするのにちょうどいい話のネタを本にしよう!」という声が出てきたのをギネスの社長が「それええやん!」ってことで、トントン拍子に話が進んでしまって、気が付いたら世界中の記録を扱うのがギネスみたいなことになってしまったというのが、ざっくりとしたところです。もしかしたら、ざっくりしすぎかもしれません。ギネスのことを世界で一番ざっくりと表現したということで、ギネスに載るかもしれません。その際はよかったですねと声をかけてください。

要するに、酔っ払い同士が「世界で一番すごいのは俺だ!」「いや、俺だ!」と言い争ってはケンカが始まるもんだから、ギネスが「世界で一番すごいのはこの人です!」と決めちゃうことにしたぐらいの話です。ぶっちゃけ、大したことではありません。所詮は酔っ払いの与太話のネタであり、そんなものに必要以上に価値を見出すのもどうかと思うのが偽らざる私の気持ちです。

にも関わらず、やたらと地方自治体とか商店街とかが、世界一の海苔巻きを作るだの、世界一の忍者の集会だのと力を入れて、わけのわからんことをはじめるのです。ゆるキャラグランプリで、アカウント作りまくって票の水増しをしまくったどっかの市役所がバッシングを受けていましたが、似たようなもんです。

ゆるキャラグランプリまで話まで広げると収拾がつかなくなるのでギネスに話を絞りますが、何かというとギネス、ギネス、ギネスなのはどうにかならんかと思うのです。タイトルにも書きましたが、なんでもかんでもギネスに挑戦しすぎです。

そもそも、ギネスに挑戦するのは一回こっきりです。一発だけ打ち上げ花火をどかんと打ち上げて、その後はどうするの?ということは誰も考えていません。世界一の海苔巻きでギネスブックに記録が載ったからといって、人が集まるのはその時だけです。本当に地方再生を考えるのであれば、線香花火でいいから、ずーっと続けていくことが大切じゃないかなと思うのです。

そもそも、ビール嫌いだから、ギネスに興味がないんです。単なるギネスへのやっかみだとお考えください。合掌。