ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

思い込んだら文字にしよう

やままさんが『「思い込み癖」で失敗するときの改善策はあるのか?』と悩んでおられるようですので、改善策を考えてみようと思います。

yamama48.hatenablog.com

「やるべきではないこと」をなぜか遂行してしまっていることがあり、それを改善したい。でもその手立てがわかりません。自分で自分を洗脳する力があるのか、「なぜやってしまったのか」がわからないのです。

本当は京都に行かねばならないのに、なぜか「神戸に行ったほうがいいんじゃないかな?」と思い込んでしまい、神戸に着いてから「どうして神戸にいるんだろう……、京都に行かないといけないのに……」と気がついて絶望するような感覚でしょうか。

京都には縁がなかったのだということにして、神戸を満喫すればよいのかもしれませんが、これは解決策ではないように思います。

さすがにここまでスカタンなことはしないと思われるかもしれませんが、人間というのは思い込んだら意外とびっくりするようなことをするものです。足し算と引き算を間違えるなんてのはしょっちゅうですし、完璧な報告書を作ったつもりなのに、表題が「報国書」になっていて、なんで国に尽くさねばならんのじゃと思ったりするものなのです。失敗しないほうがおかしいぐらいの勢いで考えておいたほうがいいのですが、これも解決策ではありません。

もしかしたら、やままさんはすでに実践されているかもしれませんが、私の場合「頭の中を書き出す」ことにしています。ブログを書くとかそういうことではなくて、何かをする前に、まずノートに自分のすることを書き出して文字にします。文字にして目で見ることで、自分の視点を意図的に変えるようにしています。自分の作業を、もう一人の自分が点検する感じと言えばよいでしょうか。

この作業は、スマホのToDoアプリとかよりも、アナログかつ原始的にノートに字を書いたほうが良いような気がします。これは半分私の趣味の世界ですが、万年筆を使うと、何となく特別な感じがするので、よりゆったりと考えられます。

めちょんこ理不尽なことが起きたり、わけがわからんけど怒鳴られたりして、頭の中が煮えるような感覚になったりするときなんかは、ノートに思いつくままぐちゃぐちゃぐちゃっと自分の感じていることをとにかく書き出します。そして、文字にして目で見て、自分の視点を変えて、落ち着くのです。頭の中でぐるぐる考えていても、思考が文字にならないと混乱するばっかりで、余計にドツボにはまるような気がします。

それはそうと、自分自身も思い込みで失敗することがしょっちゅうあるので、同じだと思って安心しました。「みんなちがって、みんなかわいい」がぐわぐわ団のモットーですが、「同じだと安心する」も正解です。みんな正解、みんな100点。ということで、あんまり悩まないでください。合掌。