人間ドックに行ってきました。警察病院の付属施設だったのですが、ここでひとつの謎があります。
警察病院って何?
問診票の裏面をまるまる書き忘れていた私を叱責することもなく丁寧に対応して頂いた受付の女性も、様々な検査をしてくれた看護師さんも、最後にロボットのように身体の説明をして頂いたお医者さんも、実は全員警察官で、悪いことをしたらすぐに逮捕されてしまうのではないかと戦々恐々でした。
視力検査でふざけて「前!」とか言おうもんなら「公務執行妨害で逮捕する!」となって手錠をかけられて、懲役15年とかになるかもしれないのです。なんとも気の抜けない人間ドックです。
人間ドッグだワン!などとふざけようものなら、懲役どころか、がっつり死刑となるでしょう。この世の中には、気の抜けない人間ドックもあるのです。
そして、検査着を着て、たいくつそうに待っている周りの人たちもみんな、警察官の可能性があります。ここでひとつ、みなさんにお知らせしておかねばなりませんが、私は警察官ではありません。警察官だったということもありません。近親者に暴力団もマフィアもいませんが、警察官もいません。そして、どういう理由なのかはわかりませんが、おそらく何かが歪んでしまって、間違えてここに来てしまった感があります。
ちょっとでも気を許して、何かちょっと悪さをしようものなら逮捕されてしまうのではないかというヒヤヒヤした感じがないわけではありません。というか、ありません。
ソファに腰掛けるときに、ついつい気を抜いて「ぎょぎょん」と口にしてしまいましたが、逮捕されずにすみました。もしかしたら、運が良かっただけなのかもしれません。
検査は順調に進み、結局逮捕されずにすみました。みなさんのおかげであります。本当にありがとうございます。感謝のしようもありません。本当に、本当にありがとうございました。そして、警察病院とは何かは各自でGoogleなどを使って調べてみてください。ぐわぐわ団はそこまで親切ではありません。合掌。