先日描いた4コマ漫画「今日は赤飯」、マスクド・ニシオカさんがめっちょこ笑っていただいたようで、こちらの記事で言及していだきました。
(私信:4コマ漫画の転載、言及していただいたうえなら全然オッケーです!読んでくれている方にリンク張ってわざわざ飛んできてもらう手間を考えると、転載してもらったほうがずっと良いです。)
この記事の中でマスクド・ニシオカさんがこのように書かれています。
もちろん「お笑い」は好きですし、どうせなら笑って生きていきたいですが、人を貶めて(もしくは傷つけて)生まれる笑いには、素直に笑うことができません。
私も同じ意見です!と言いたかったのですが、よくよく考えると、私にはこのように同じ意見です!と言う資格はありません。どういうことか、順を追って説明していきたいと思います。まずは、例の4コマ漫画をもう一度ご覧ください。
見たところ、人を傷つけているようには見えません。
しかしながら、夜中に夢精をしてしまって、こっそり洗面所で自分のブリーフを半ベソかきながら洗っているところを「息子ちゃん!どうしたの!」と母親に見つかってしまって、よもやおねしょしましたとウソをつくわけにもいかず、「いや……その……」と適当にごまかすしかなくなってしまって失意のずんどこに落ちた男子中学生がこの4コマ漫画を見たらどう思うでしょうか。
おそらく、ものすごく傷つくのではないでしょうか。「やめろよ母さん!」というセリフを見て、号泣するかもしれません。夢精をしただけならいざしらず、よりにもよって母親にブリーフを洗っているところを目撃されてしまった男子中学生です。ものすごくナイーブになっていることでしょう。そんな状況でこの4コマ漫画を目にしてしまったとしたら、心に一生残る傷を負わせることにもなりかねません。
男子中学生を精神的に極限まで追い詰めてしまったことに、ぐわぐわ団として深くお詫び申し上げます。そして、これからは夢精してブリーフを洗面所で手洗いしているところを母親に目撃された男子中学生のことも十分配慮したうえで、4コマ漫画を描いていきたいと思います。合掌。