ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

御子様ランチ

御子様ランチに関して苦言を呈します。

御子様ランチというのはパッと見、御子柴ランチに見えなくもありません。阪神タイガースファンの方であれば覚えていらっしゃると思いますが、御子柴進というサイドスローのピッチャーがいたのです。

私はサイドスローやアンダースローのピッチャーが大好きで、阪急ブレーブスの山田久志、阪神タイガースの小林繁や田村勤、アメリカでも活躍した渡辺俊介など、とにかく変則的な投げ方をされると注目せずにはいられないのです。角盈男や鹿取義隆もサイドスローでよかったですね。

上から投げるのに比べて、横からや下から投げるのでスピードは出ませんが、そのデメリットを変化球を使ったり、コントロールで補ったりするのが素晴らしいと思うのです。

昔の漫画で『リトル巨人くん』という漫画がありまして、主人公の巨人くんは小学生なのですが、小さい身体を活かしてというか、いつもはオーバースローなのに、相手の意表をつくためにアンダースローで投げたことがあって、ただ「アンダースローは肩を痛める!」ということでやんぴにしたという話があったような、なかったような、まぁどうでもいいんですけど、アンダースローは肩を痛めるとばっかり思っていたのですが、実際はそういうわけでもなく、身体全体を使って投げるので、肩と肘を痛めたピッチャーがサイドスローやアンダースローに転向するそうです。本当にどうでもいい話です。

そんな御子柴ランチに関して苦言を呈するつもりで文章を書き進めてきたのですが、御子柴ランチではなく、御子様ランチですし、そもそも「御子様」などと全て漢字で書くようなものではありません。「おこさまランチ」が標準的な表記ではないかと思うのです。先ほど、タイプミスで「思うんどす」と表示されて、いきなりぐわぐわ団が京都弁になってしまって驚いたのですが、だからどうしたといわれるとどうもこうもありませんし、京都府民の方がみなさん揃って「どす」なんて言い方をするわけがないのも承知しています。

ヤクザの世界では短刀のことを「ドス」と言いますが、京都のヤクザが「短刀です」と言う場合、「ドスどす」と言うのかどうか、興味津々ではあります。

えー、おこさまランチなのですが、「御」や「様」などという敬称を使わずとも、子ランチでええやんということが言いたいのです。サッカーで、特に場所が決まっていない人を「ボランチ」と言いますが、あれは「おぼさまランチ」の派生系です。合掌。