ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

靴屋さんでのもんにょりとしたお話

巷でよくある「オレ様が絶対的に正しいからたっぷりと愚痴を言わせろ」ブログ記事を書きます。

靴屋さんに行ってきました。なかなかに素敵な靴があったのですが、残念ながら私の欲しいサイズがありません。

「サイズがない場合は店員にお声かけください」と書いてあったので、店長と思しき男性に声をかけました。すると、店長と思しき男性は靴が置いてある棚の下に積まれている箱を一瞥して「ないですね〜」と言いました。

いやいや、そこは私も先にちゃんとチェックしてます。靴の品番と箱に書かれているサイズはちゃんと見て、なかったから声をかけたんです。私と同じことをして「ないですね〜」とは、果たしてどういうことかと。私が期待していたのは、奥の倉庫を見に行くとか、お店の機械で検索をかけるとか、それでもなければネットで注文ができますよという説明とか、貴景勝を呼ぶとか、そういうことなのです。

「ないですね〜」で終わらせたらいかんでしょう。置いてあるものを売るだけなら誰でもできるのです。それこそ、AIとロボットでもできるのです。店長と思しき男性には、人間だからこそできるもう一歩先を期待していたのです。

モノがないのがわかっていたとしても、一旦奥の倉庫まで足を運ぶぐらいのことをしていたら「ああ、このお店はちゃんと自分のために真摯に探してくれるんだ。」と思って、また今度もこようと思います。ネットで注文ができますよと説明をしてくれたら「でも、ネットで注文するのも面倒だし、親切にしてくれたから別の靴を買おう」となるかもしれません。貴景勝を呼んでくれたら「わざわざ貴景勝関に来て頂いたんだから、これはもう大変光栄なことだ。このお店の靴を全て買いましょう。私はイメルダ夫人になる!」と思うかもしれません。

イメルダ夫人って誰?と思われたヤングなみなさん、こんにちは。

イメルダ夫人とはフィリピンのマルコス元大統領の妻で、20年間ものあいだフィリピンの政治を牛耳り、1986年のマルコス政権崩壊で国外亡命を余儀なくされるまで贅沢をしまくった人です。靴を3000足も持っていたそうで、たくさん足があったようです。合掌。