「GW限定1日10記事チャレンジ」の10記事目の記事です。こないだ読んだ本の感想を書いて、お茶を濁して最後を飾ることに致しましょう。
やたらと評判の良い本だったので、何が書いてあるんだろうと思って手に取った次第です。読む前は「アドセンス」と「アフィリエイト」の違いすらはっきりわかっていなかったので、とりあえず「アドセンス」と「アフィリエイト」の違いを理解することができました。めでたし、めでたし。
……で、終わってしまっては本当にお茶を濁すだけで終わってしまいます。
「アドセンス」というのは広告をクリックしてもらって、広告主の希望するサイトまでお客さんを連れて行けばお金がもらえる仕組み。一方、「アフィリエイト」はモノやサービスを売れば、その利益の一部がもらえる仕組みです。そんでもって、この本はお客さんを広告主の希望するサイトまで連れていくための教科書です。
そう考えた場合、どうすればお客さんを集めて、広告主の希望するサイトまで連れていくことができるのか、入口と出口を考えればよいのです。いろいろ書いてあるので興味のある方は読んでいただけたらと思うのですが、例えば「ギターの弾き方」です。
「ギターの弾き方」のサイトをこしらえたとします。ギターの弾き方なんてのは、サイトに書いてあることを読んだだけでマスターできるものではありません。コードの押さえ方とかになると、何度も何度もサイトに足を運ぶことになります。そこで、コードの押さえ方の本とか、ギターの弦とかの広告がはってあれば、必要なら見にいきますよね。まずはサイトに来てもらって、必要な情報を提供する。そして、そこから広告の先に行って頂く。そうすると収益化ができるのです。
観光案内のサイトなども似た理屈で考えることができます。しっかりした内容のサイトを作れば、検索で来る人もいるし、そこからリピーターになる人も現れます。観光案内であれば、書いてある内容が的確で役に立ったと思ってもらえれば、また同じサイトを利用しようと思うのが人の常です。そして、必要な情報を提供したうえで、広告の先に行っていただけるような仕掛けを作っておけば、収益化ができるのです。
先ほども書きましたが、入口と出口をどうするか、なのです。アドセンスには特化ブログが良いというのは、入口と出口、どちらも導線を引きやすいからに他なりません。
では、『ぐわぐわ団』はどうでしょうか。読んで損する楽しいブログと称して、実際に与太話しか書いていませんし、役に立つ情報など提供していないわけです。入口はぼんやりしているし、出口もない。私が目指しているのは蟻地獄のようなサイトで、読み始めたら抜け出せないぐらいのものを目指しています。広告を貼っているわけではありませんが、広告の先に行ってもらうのはこちらの望むところではありません。
というわけで、アドセンスもたぶん『ぐわぐわ団』ではしないだろうな〜という結論に落ち着きました。アドセンスをするのであれば、やはり何かに特化できるものが必要かなと思います。漠然とアドセンスを貼っても、逆にサイトの価値を落とすだけのような気もします。
アドセンスをするなら、とにかく入口と出口をはっきりさせること。どんな人に来てもらって、どういう情報を提供できるかを考えて、満足してもらったうえで、出口に連れていく仕組みを自分のサイトの中できっちりと作り込まないといけません。逆に考えると、好き勝手に文章を書いて、好きなことをしているだけで、こんな仕組みを作れるわけがない。
自分が何をしたいのか。収益化を望むのであれば、『Google AdSense マネタイズの教科書[完全版] 』のような本を読んで、しっかりとしたサイト構築をすべきです。とにかく自分の書いた文章を読んでもらいたいというのであれば、いろんな本を読んだり、体験をしたりして見識を増やすなり、表現力を磨くなりして、自分のファンを増やしていくのがベストでしょう。
「書けば儲かる」みたいにブログを考えているのなら大間違い、ということです。
では、収益化もせず、好き勝手に書いて、いったい何が目的なの?と思われるかもしれませんが、好き勝手に書いて遊んでいたら、こんな本ができあがったりするのです。
自由ネコ、スコちゃん、ぐわぐわ団のみんなで好き勝手にお悩み解決 みんな正解!
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こんなの、ブログ書いてなかったらできっこありません。いろんな人を巻き込んで、電子書籍とはいえ、本を出版するなんて経験はブログを書いていなかったらできないんですよ。楽しいったらありゃしない。そういう意味で、ブログを書くというのはめちょんこオススメなのです。
ぐわぐわ団っぽいブログを書きたい方はこちらの本をオススメしておきます。
というわけで、「GW限定1日10記事チャレンジ」最後の記事は2,000文字を超えたのでおしまい。お付き合い頂き、ありがとうございました。合掌。