ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

小学生YouTuberの話題にいっちょかみする

不登校の小学生YouTuberに、みりんさんがとても温かいご意見を寄せられています。

osakanafurby.hatenablog.com

こなゆきさんも同じ話題について書かれています。

www.konayuki358.com

おふたりとも、小学生YouTuberを心配しつつも、決して否定せずに見守るという感じで、とても好感が持てました。特に、みりんさんのこの言葉は重みがあります。

 

最近無責任な「逃げて」論が流行っているけれど、逃げた先の僻地で非武装の私たちはどうやって生きていけばいいんだろう。 無責任な大人たちは「嫌なら逃げていいんだよ」と甘い言葉をささやくけれど、彼らは私たちの人生に責任をとってくれない。彼らは私たちより先に死ぬ。

確かに、最近は「逃げて」論が横行していますが、「逃げた」後のこともしっかりと考えておられます。ぜひ、ご一読頂ければと思います。

さて、せっかくなので私もこの小学生YouTuberの話題にいっちょかみしようと思います。そこで、まとめサイトとかは見ずに、この件の一次情報であると思われる『【ロボットになるな!】不登校の天才YouTuber「麦わらのゆたぼん」』 という動画を見てみました。

宿題がイヤとか、周りの人たちがロボットに見えたとか、そういうのはぶっちゃけどうでもいいというか、「ふーん」ぐらいにしか感じません。ひとつだけ気になったのが宿題をしなかった小学生に対して「先生が居残りさせて、僕を叩いてきて」という言葉。しかも、先生は叩いたことを否定しているようで、これが本当なら、不登校もやむを得ないかなと思います。気になったのはここだけ。先生の暴力が本当かどうかはわかりません。ただし、あまりこの点には踏み込まずに「宿題はイヤ!ロボットになりたくない!」と主張を続けるので、「あれ?それでいいの?」と思ったりしました。

そして、一通り見た感想。厳しいことをいうようですが、ちっともおもしろくない。YouTuberの動画として見る以上、YouTuberとして評価すべきではないかと考えたのですが、そもそもYouTuberとしては明らかに勉強不足です。10分間思いつきで喋るのも結構ですが、何を伝えたいのか、どうすればわかりやすく伝えられるかを考えて、構成を決めて、画面の向こうの人たちに届くような作品を作るべきです。一人称が「オレ」なのもどうかと思いますが、全体的に聞きにくいし、ぎょんぎょんにイキっている様子が不快感につながります。

文章を書く人に対しては基本的に温かく見守るスタンスなのですが、YouTuberに対してはやけに厳しいのでびっくりされたかもしれません。ただ、文章を書くよりも、ずっと難しいですし、話し方なんてのも一朝一夕に身につくものではありません。まずは『ありがとう浜村淳です』を聞いて、しっかりと勉強してください。

何にしてもYouTuberとして一人前になってからです。合掌。