うさばら氏さんの「この鬱がすごい!」のこちらの記事がとてもステキだったのでご紹介させて頂きたいと思います。
ぜひ記事を読んでいただければと思いますが、ざっくりと要約してしまうと「欲望も様々」ということです。ざっくりし過ぎかもしれません。
うさばら氏が証券会社時代に上司に言われたこの言葉、
「いいとこ住んで、いいもの着て、いい車乗って、いい女連れたいと思わんのか!?その為には金がいるから頑張ろうって思わんのか!?」
がむしゃらに動いて、株やら投信やら売りまくって営業成績を上げて、とにかく数字を上げろということだと思うのですが、うさばら氏さんは「思わんよ」と一刀両断しています。この気持ち、本当にものすごくよくわかります。
別にステレオタイプな贅沢がしたいわけじゃない。かといって欲望がないわけでもない。猫二匹飼いたい。これこそ「みんなちがって、みんなかわいい」の精神です。
なんとなく大金持ちというと、高層マンションの最上階でガウンを着てワインをぐるぐる回しながら夜景を眺めるみたいなイメージがありますが、そんなことをしたいかと言われると、ちっともしたいとも思わない。
超高級車、ロールスロイスのゴーストに乗りたいかと言うと、車の運転は苦手なので勘弁してもらいたい。かといって、運転手さんに運転してもらうなんてのも、それはそれで恐縮するから電車かバスでいい。ていうか、車の名前にゴーストってどうなん?というのが正直な気持ち。
私にとって唯一興味津々で大好きな車が三菱自動車のデボネア。三菱グループ役員専用車と言われ、走るシーラカンスと揶揄され、特に初代デボネアのデザインたるや、古臭いを通り越して、めっちょこかっちょいい。初代デボネアなら乗りたい。でも、一度でいい。何度も乗りたいわけでもないし、買いたいとはこれっぽっちも思わない。遊園地かデパートの屋上においてあって、100円入れたら動かせるとかだったら最高。
さて、うさばら氏さんの記事の後日談。
同居している彼氏さんに「猫二匹飼うのは絶対に嫌だ」と言われたそうで。
まぁ今住んでる所がペット飼えないし、直近ではどちらにしろ無理なんで。 どうすれば譲歩してくれるのか、絶賛作戦考え中!
譲歩させるのは簡単です。
「象を飼いたい」とゴネましょう。冗談ではなく、真剣にゴネましょう。年間のエサ代なども調べて、パワーポイントでプレゼン資料も作りましょう。ちなみに、年間のエサ代は500万円程度とお考えください。そして、熱く「象を飼いたい」とゴネるのです。
「さすがに象は……」と相手が引き下がったタイミングで「じゃあ、猫二匹で我慢する」と、こちらが譲歩するのです。そうすれば、猫二匹まっしぐらです。
彼氏さんが象が大好きで「それはいい!象を飼おう!」とノリノリになった場合は、仕方がないので象を飼いましょう。合掌。
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