ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

今日、本屋さんで買った本

まだ全部は読んでいないのですが、3冊ほど本を買いました。

こないだの記事「『「空気」を読んでも従わない:生き苦しさからラクになる』を読みました - ぐわぐわ団」に引き続き、いったいどうしたの?と自分でも思わずにはいられません。本のタイトルを書き並べますと……

『自分を認めてラクになる対人関係入門 それでいい』

『もっと気楽に生きられる ゆる仏道』

『生きづらさを抱えるきみへ 逃げ道はいくらでもある』

ホリエモンやキングコング西野、与沢翼とは対極をなすような本ばっかりです。前に向いて突っ走れと言われてもしんどいのです。今のままでいいし、今のままでラクになれればもっといいし、しんどくなったらいつでも逃げたい。そのための理論武装です。

ただでさえ、テレビで目にするのはしんどいニュースばっかりです。近くのお花畑にチューリップが咲きましたみたいなニュースがいいのに、そんなのは視聴率が取れないせいか、ちっとも目にしません。世の中ギスギスギスギスしているのです。ギスギスしているだけでもしんどいのに、終身雇用制は崩壊したから、これからは自分の能力を磨いてガンガン成長しないといけませんよなんて言われたら余計にしんどいのです。

唐突ですが、それホントに自分で買って使った感想?と思わずにはいられないガジェット記事とか、芸能界のゴシップでガンガンに「いかがでしたか?」な記事とか、Google検索に引っかかるためだけに書かれたような記事とか、そういう文章は途中で読むのを止めるのですが、正直に言うとそういうブログやサイトなんかもしんどいのです。型にはまって無理してない?って思わずにはいられないのです。

もっと、自分の思ったことを前に出すというか、感情をぶちまけたようなステキな文章がたくさん増えてくれたらいいのになと思っていたところ、ゆーめんさんのこちらの記事を読みました。自分の感情にまっすぐで、ものすごくステキな記事です。

yumen12.hateblo.jp

中学時代の同級生のその後を調べた結果のこの文章。 

私より高学歴の奴なんてやっぱりいないじゃないか、と。 最低だ。 性格の悪い奴だと思われてしまって当然だと思う。でも、続きを聞いてほしい。

PV狙ってたらこの文章は書けません。とにかく続きが気になって仕方がない。そして、読んでみて、いろいろと気持ちがぐらぐらっとします。決してハッピーエンドではないかもしれないけれど、すごく読後感がいい。他人を蹴落としてでも成長を続けるべきだ!いかがでしたか?みたいなギスギスした世界の中で、 ただ自分をしっかりと見つめて立っている人がいる。今日の私にはぴったりの記事でした。

別に「いかがでしたか?」記事が悪いとはいいませんし、「みんなちがって、みんなかわいい」で、書きたい人はどんどん書けばいいと思いますが、こればっかりは好き嫌いの話でしかないわけです。

すごい話のとっちらかり方をしているうえに、特におもしろいことを書いているわけでもないのですが、たまにはこういうぐちゃぐちゃっとした文章も書きたくなるのです。肉じゃがを作ろうとして、肉がないからツナ缶でごまかした今日の私の気持ちを是非わかってもらいたいのです。合掌。