スーパーで買ってきました。
おすすめ品です。
ガーリック醤油で味付けをされた、白身魚の味付けムニエル用です。昔、ヤクルトと近鉄に在籍していた外国人バッター、マニエルではありません。エマニエル夫人でも、エマニエル坊やでもありません。ムニエルです。間違えてはいけません。
こんなことばっかり書いているから、話がちっとも進まないのです。
気になったのが白身魚という書き方。長いこと生きていると、この時点でピンとくるのです。ああ、これはメルルーサか何かだなと。日本では馴染みがないけれど、たくさん獲れておいしい魚を売るための方法です。ちなみに、メルルーサというのはとても美味しい魚です。昔はマクドナルドのフィレオ・フィッシュの原材料になっていたこともあります。マクドナルドのフィレオ・フィッシュ、今はベーリング海で獲れるスケソウダラを使っています。
というわけで、確認。
メルルーサではなく、パンガシウスでした。
……パンガシウス?
パ
ン
ガ
シ
ウ
ス
!
大切なことなので、もう一度言います。
パ
ン
ガ
シ
ウ
ス
!
なんとなく、ギリシャ人っぽくないですか、パンガシウス。アルキメデスやヘロドトス、ペリストクレスにまぎれてパンガシウスが入っていても、あまり違和感を感じないでしょう。とにかく、ギリシャ人っぽいのですが、人肉ではありません。白身魚です。
「昨日の夕ごはんはパンガシウスを食べたよ!」
「ブルータス、お前もか!」
みたいな会話がギリシャでなされているかもしれませんが、それはそれとして、パンガシウスがどんな魚なのかを調べてみました。
なまず。
Googleで「パンガシウス」と入力して画像検索をしてみたら、おっさん3人がどでかい魚を抱えている画像が出てきたり、おっさんが魚に頭をかじられている画像が出てきたりして度肝を抜かれます。そんなに度肝を抜かれない画像であっても、アジア人っぽいおっさんが嬉しそうに魚を抱えている写真が多いです。ギリシャ人ではありませんが、とにかくめっちょこでかい魚のようです。
美味しかったです。合掌。