ぐわぐわ団

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30年後の世界

先日、スコちゃんからものすごく考えさせられるコメントをいただきました。 

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30年後は役に立つことが素晴らしいという価値観では無くなっているかもしれません。先進的なぐわぐわ団

2019/06/04 09:19

30年後の世界では、Googleが検索システムを究極まで完成させてしまい、検索した人の意図を汲み取り、その人にとっての最適な答えをズバッと返してしまう可能性が高いです。いわば、役に立つ情報がすぐに手に入る世界になるのです。

「モンゴルの大統領になりたいけれど、どうすればいいのかな?」

こんな質問にもGoogleは瞬時に最適な答えを出すのです。モンゴルへの行き方から、モンゴル国籍の取得方法、大統領選挙の勝ち方、全てをパッケージにして目の前に示してくれます。役に立つ情報がめっちょこ簡単に手に入る時代になるのです。

ここで突然ですが、経済学のお勉強をしましょう。

モノやサービスの値段というのは、需要と供給によって決まります。いくら素晴らしいモノやサービスでも、あほみたいにたくさんあったら、値段は二束三文になります。役に立つ情報があふれかえって、しかもGoogleが役に立つ情報を整理して最適なものをすぐに提供してくれる世の中になれば、役に立つ情報の値段は限りなくゼロになります。

一方、役に立たない、くだらないモノやサービスというのは、Googleが排除しますから、なかなか手に入らなくなります。役に立つものがあふれかえる世の中で息苦しさを感じる人たちが、役に立たない、くだらないモノやサービスを欲しいと思っても、どこにもないのです。こうなると、価値が生まれ、高い値段がつくのです。

つまり、ぐわぐわ団のくだらない記事や4コマ漫画が重宝される時代がくるのです。

「30年後には役に立つことが素晴らしいという価値観ではなくなっているかもしれません」というスコちゃんの予言は、おそらくノストラダムスの大予言と同じぐらい、未来を言い当てている可能性があります。楽しみに待つことに致します。合掌。