ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

宮沢賢一について

童話作家・宮沢賢二は『銀河鉄道の夜』や『注文の多い料理店』などの作品を残し、今もたくさんのファンがいます。残念ながら、若くして亡くなってしまいましたが、作品は今もなお色あせることなくキラキラと生き続けているのです。

一方、宮沢賢二の兄・賢一はあまり有名ではありません。あまりどころか、知っている人はほとんどいないと思います。そこで、今回ぐわぐわ団では、宮沢賢二の兄・賢一にスポットライトを当てたいと思います。お付き合いください。

賢一は賢二よりも3つ年上で、賢二とは違って、ものすごく健康優良児でした。素手で学校の木造校舎に穴を開けたりは日常茶飯事、ヨガにハマり、8歳でヨガファイアー、12歳でヨガフレイムをマスター。ヨガの達人として、インドに修行すること60年。今はホットヨガのインストラクターとして生計を立てています。

賢二の作品の印税をほぼ独り占めしたため、生活には困ることもなく、ヨガに集中できたことについて「賢二は俺にとって最高の弟だったよヨガファイアー!」という名言も残しています。

実は、賢一も童話を書いているのですが、賢二の書く繊細な童話とは違い、どうしてもヨガが表に出てしまうため、あまり人気が出ることはありませんでした。『銀河鉄道でヨガファイアー』、『注文の多いヨガフレイム』、『セロ弾きのダルシム』など、弟である賢二の作品のパクリであるだけではなく、ヨガ風味が効きすぎているので、どうにもこうにもなりません。

性格もあまり良いとはいえず、現在もホットヨガのインストラクターをしているものの、業績は芳しいとはいえず、生徒集めにも困っているそうです。賢二の兄であることを前面に押し出して、客集めに奔走しているとか、いないとか。

さきほど書きましたが、賢二の作品の印税をほぼ独り占めしたため、生活には困っていないのです。しかし、そのためかわかりませんが、なかなか良い縁に巡り合うことができず、今も独身でいらっしゃるそうです。

話は変わりますが、最近やたらとネットの広告で「結婚のパートナーを見つけましょう」みたいなバナーを見つけてはクリックして漫画を見てしまうのですが、なんというか、進研ゼミの漫画みたいな感じで読んでしまうのです。そして、読み終わってから「こんなうまいこといくわけないやん。」と毒気づくのです。合掌。