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映画『空母いぶき』を観てきました

この前、『空母いぶき』を観てきました。

実際はこんなポンポン船みたいな船ではありませんが、船を描くというのはなかなかに難しいので、適当に描きました。実際は「いぶき」で「いぶき丸」ではありません。

それはそれとして、ネットでちょこっと検索をかけてみたら、とある文筆家の方が「実写版『空母いぶき』をおススメできないこれだけの理由」みたいな文章を書いていて、なんだか残念な人だなぁと思いました。原作の漫画と映画の内容が違うということでけちょんけちょんに書かれているのですが、原作のある映画は原作を忠実に映画化しなければいけないわけではありません。漫画は漫画、映画は映画で別の作品として楽しめばいいやんというのが私の考えです。

それ以上に、気に入らないなら無視すりゃええやん。なんでわざわざ書くかな。何かをけなすという行為は、自分の品格を落とす行為でもあるのです。

それはそれとして、『空母いぶき』の感想。

中井貴一がめっちょこ頑張ってクリスマスブーツにお菓子を詰めているシーンがとにかく最高なので、中井貴一をぜひご覧ください。

西島秀俊、佐々木蔵之介もステキですが、この映画の主役は中井貴一です。そして、クリスマスブーツにお菓子を詰めている姿がとにかくステキです。先ほどの文筆家はこの中井貴一の存在にもご不満なようでしたが、ちっともわかっていらっしゃらない。中井貴一がクリスマスブーツにお菓子を詰めているシーンがないと、この映画は成立しません。それぐらいに重要な存在なのです。しかも、詰め方が上手い。どれだけ、練習をされたのか。おそらく、相当な努力をされたのだと思います。松田優作が狂気に満ちた役を演じるために山篭りをして体重を10キロ減量し、さらに奥歯を4本抜いたという壮絶なエピソードがありますが、中井貴一も似たようなことをした可能性があります。それぐらいにすごい。 

気になる方はぜひ『空母いぶき』をご覧ください。戦闘シーンは思ったよりも地味でしたが、おもしろかったです。合掌。

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