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『風しん抗体検査と予防接種のご案内』が届いたみなさまへ

風しん抗体検査・予防接種クーポン券が届きました。

「風俗のクーポン券ではありません」という極めて最低な文章を思いついたのですが、まぁ書くだけ書いておいて、中に入っているのは風しん抗体検査券と予防接種券です。風しんの抗体保有率が低い昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性を対象に送られるものです。

接種費用が9,270円、自己負担額0円となっていますので、自己負担なしに、タダで予防接種ができます。タダより怖いものはないとはよく言いますが、こちらは地方自治体によって支払いがなされるものですので、ちっとも怖くはありません。

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しかしながら、私はすでに打っている。しかも自腹を切っている。その時に病院の先生が「そのうち、風しんのワクチンを無料で打てるようになるみたいだけどいい?」と言われましたが、いつになるかわからんと思ったので打ちました。まぁ、そんなのはどうでもいいことで。

ちなみに、抗体があるかどうかわからんという人も、このクーポン券を使って調べてもらえばよいので、クーポン券と本人確認書類を持って、お近くの病院に行きましょう。抗体があったとしても、本来なら3,020円かかる費用はタダです。繰り返しますが、地方自治体によって支払いがなされるものですので、怖くはありません。

なぜ、風しんのワクチンを打たねばならんのかと言いますと、風しんは感染力がめちょんこ強くて、なおかつ妊娠早期の妊婦さんが風しんにかかると、生まれてくる子どもが先天性風しん症候群(眼や耳、心臓に障害が出ること)になる可能性があるからです。残念なことに、今年に入ってから3人の子どもが先天性風しん症候群にかかっています。

女性だけがワクチンを打てばよいというものでもなく、とにかく社会全体で風しんの感染を止めることが重要です。特に、今回はタダでワクチンが打てるのですから、対象となる男性がワクチンを打たない理由はありません。くれぐれも「めんどくさい」などとしょうもないことを言わないようにして頂きたいものです。

風疹はワクチンで予防可能な感染症である。

国立感染症研究所感染症疫学センターの資料の最後の文章です。みんなが抗体を持つことで風しんの感染を止めて、先天性風しん症候群でツラい思いをする親と子どもがいなくなることを心より願います。合掌。