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一国二制度三なすび

「一国二制度三なすび」という言葉があります。

ありますと言われても困りますが、ないことはないのです。私が先ほどこしらえたのです。というわけですので「一国二制度三なすび」という言葉はあるのです。

香港やマカオなどが「一国二制度」なのですが、香港やマカオでも、なすびは美味しいのです。特に香港では「一国二制度」を守るためにデモが盛んに行われていますが、それと次ぐらいになすびが美味しい、だからこそ「一国二制度三なすび」という言葉が生まれたのです。私が生んだのです。

難しく考える必要はありません。ヘタを落として、あとはザクザクと切り、フライパンに多めに油をひき、じゅうと両面が焦げ目がつくぐらいまで焼けばよろしい。醤油をさっとかけるだけで十分すぎるほどのおかずになります。なすと油は相性がよろしいので、油をどんどん吸います。そして、そんななすびを焼くわけです。美味しくないわけがない。めちょんこ美味しい。

香港で捕まえた容疑者を中国に引き渡したところで、いくら中国人は足が生えていれば机以外のものは何でも食べると言っても、容疑者を食べるのは少なからず抵抗があると思います。容疑者の代わりになすびを中国に送れば、中国人はウハウハなのではないでしょうか。わざわざ容疑者を香港から送る必要もないわけです。

中国人は美味しいなすびを食べることができるし、香港は一国二制度を守ることができる。ぐわぐわ団による素晴らしい大岡裁き。見事なまでの三方一両損です。いや、第三者は入っていないし、特に損をしている人もいないと思うので、三方一両損と言えば言い過ぎかもしれません。しかし、「一国二制度三なすび」は今の香港の問題を見事に解決してくれる、いわば伝家の宝刀ではないでしょうか。

いろいろと大人の事情というのもあるかと思いますし、中国のことをとやかく言うのは「内政干渉だ!」と騒がれても困りますし、なすびを茹でて食べるのも実は美味しいということを本日知りました。以上です。合掌。