ぐわぐわ団

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教養とは何ぞや

本屋さんでぶらぶらしてて目についた、教養とは何ぞや?みたいな本を買って読んだのです。あんまりおもしろくなかったので具体的に「この本です!」みたいなことは書きませんが、教養が足りないと思ったときにはぐわぐわ団を思い出していただき、過去記事を漁って頂ければ幸いです。平成維震軍のことやSTAP細胞のことといった、教養溢れる記事がたくさんあります。

教養は幸運なときには飾りであるが、不運のなかにあっては命綱となる。

古代ギリシャの哲学者の言葉です。何でもないようなことが幸せだったと思うようなときは教養なんてのは飾りにすぎないのですが、いざヤバくなったときには教養がなかったらどうにもならないのです。

天山広吉というプロレスラーがいます。

天山広吉(当時は山本広吉)は1993年のヤングライオン杯を制し、アメリカに武者修行に行き、1995年にめちょんこすごくなって凱旋帰国しました。当時の現場監督であった長州力が「天山をトップに押し上げる!」と言い出して、IWGPヘビー級王座に挑戦することになったぐらいにすごかったのです。実際、当時のチャンピオンであった橋本真也に食らいつき、負けはしたものの、大善戦しています。

そんなめちょんこすごい天山広吉に目をつけたのが平成維震軍。強引に拉致して「平成維震軍に入れ!」と迫ったり、平成維震軍の興業で返事を聞かせて欲しいと、とにかく強引に勧誘しまくったのです。超アグレッシブな婚活みたいなものといえばよいのでしょうか。勢力拡大のためには、長州力推しのレスラーであっても手に入れようとする。平成維震軍というのはそういう集団だったのです。

結局、天山広吉は平成維震軍の興行で、平成維震軍のリーダー・越中詩郎と握手すると見せかけてモンゴリアン・チョップを放ちます。「おい、エッチュー!コラ!文句があるんだったら今来いよ!」と、越中詩郎を「エッチュー」呼ばわり。面子を潰された平成維震軍は怒りに震え、構成員である小原道由が「オレが越中さんに代わって天山をやってやるッス!」みたいなことになって急遽試合が組まれるも、結果は小原道由の負け。

その後、なんやかんやで蝶野正洋と手を組み、狼群団、そしてその後、武藤敬司が加入してnWoとなり、これまたすごいことになるのですが、教養とはこのようなことをしっかりと覚えておくことです。おしまい。合掌。