ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

あなたが最も尊敬するのは誰ですか?

佐村河内守。

もちろん冗談ですけど、でも、佐村河内守ってすごいんですよ。新垣さんにパワハラまがいのことをしていたとか言われていますが、1985年2月18日に放送されたフジテレビ「月曜ドラマランド」枠の単発ドラマ「まさし君」に端役のチンピラ役として出演したり、とにかくあの長髪とサングラスを掛け合わせた見た目だけで何となくすごい人だと思わせるオーラがものすごいのです。普通の人が長髪にしてサングラスをかけたところで、あんなオーラは出ません。

自分が作曲したものでもないのに、さも自分が作曲したかのようにふるまい、そしてみんなが騙されていたわけですが、騙されていたからといって別にだからどうと言われたら、どうしたもんかというぐらいの話で、めっちょこ凶悪なことをしでかしたのかと言われたら、それはどうだろうと首を捻るレベルです。私がモノを知らないだけで、本当はめっちょこ悪いことをしまくっていたというのであれば残念なことではありますが、それは今の私には判断ができません。

「現代のベートーベン」と言われていたんですよ。なかなかそんな人はいません。いくらゴーストライターに作曲させていたとはいえ、ゴーストライターに作曲させたら誰でも「現代のベートーベン」と言われるかというと、そんなことはないのです。ベートーベンが生まれたのは1770年、明和7年のことです。第10代将軍・徳川家治の時代、江戸時代なのです。となると、ベートーベンというのは「江戸時代の佐村河内守」と言えなくもないのです。もちろん、ゴーストライターを使わずに、自分で作曲をしていたらという前提条件が付きますが、それでもベートーベンが「江戸時代の佐村河内守」とよばれる可能性があったというだけでも、それはそれですごいことです。

残念ながら、表舞台に立つこともなく、その後どうしたことかと思いながら日々を過ごしているわけですが、いつの日か、また表舞台に立ってくれたらいいなと思っています。

別に尊敬していません。合掌。