祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。 娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。 おごれる人も久しからず、 唯春の夜の夢のごとし。 たけき者も遂にはほろびぬ、 偏に風の前の塵に同じ。
漫画家・はらたいらの生涯を描いた『平家物語』の冒頭部分です。古典の授業で暗唱させられたのではないでしょうか。なかなか覚えられずに暗礁に乗り上げた、なんておちゃめさんもいらっしゃることでしょう。
ドクダミ淑子さんのブログの記事を読んで、読んでくれる人をずっと縛り付けることはできないということを改めて思い返しました。
あなたは、誰に合わせることなく自分で思うことを、ちゃんと自分の気持ちを自分の表現で書けばいい、それだけなのです。
私がすべきことは、とにかく「自分の書きたいことを書く」だけです。
ぐわぐわ団は、STAP細胞のことを熱く語ったり、平成維震軍について熱く語ったり、逆転オセロニアのことを熱く語ったり、とにかく「好き勝手」です。いまだにボクシング連盟の山根会長のことを書いているブログなんて、ぐわぐわ団以外目にしたことがありません。でも、楽しんでくれている人が一握りでもいるのが実にありがたいのです。
谷崎潤一郎の細雪を朗読。 #深夜のぐわぐわ団 pic.twitter.com/OQRErL8jEf
— まけもけ (@make_usagi) 2019年8月10日
こんな、わけのわからないことをしていても喜んでもらえたり。本当にありがたいことです。
もちろん、飽きてもらっても構いませんし、忘れてもらっても構いません。それは仕方のないことですし、もっとおもしろいものが見つかったのであれば、とても素晴らしいことだと思います。
このぐわぐわ団だって、中島らものエッセイや小説を読むのが大好きだったのに、らもさんが亡くなってしまったので、自分で書いているのです。らもさんが今も元気にエッセイを書いてくれていたとしたら、ぐわぐわ団はなかったかもしれません。
もう一度書きますが、私がすべきことは、とにかく「自分の書きたいことを書く」だけです。
絶対なんてことはこの世にありませんが、おそらく、たぶん、でも、まず間違いなく、ぐわぐわ団はずーっと変わらずに「読んで損する」文章を書き続けていると思います。飽きてしまった人、忘れてしまった人が、100年ぶり、いや1,000年ぶりに読みにきたとしても、相変わらず、STAP細胞が!とか、平成維震軍が!とか、逆転オセロニアが!とか、山根会長が!といった感じで文章を書いています。ぜひ、その時はよろしくお願い致します。合掌。
▼言及させていただいたドクダミ淑子さんのブログはこちら▼
<追記>
今日は日曜日ですが、高校野球のせいでプリキュアが見られません。徹底的にやさぐれてやろうと思っていたのですが、「TVer」の見逃し配信で30分遅れですが関西でもプリキュアが見られるので、高校球児に八つ当たりするのは控えました。ご了承ください。もう一度、合掌。