ぐわぐわ団

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北枕に関して

込み入った話をします。

北枕で寝るのは縁起が悪いこととされています。Wikipediaからの引用です。 

日本では釈迦の故事にちなみ、死を忌むことから、北枕は縁起が悪いこととされ、死者の極楽往生を願い遺体を安置する際のみ許されていた。

一方で、こんな説もあります。 またまた、Wikipediaからの引用です。

北枕は、心臓への負担を和らげるため体にいいとされる考えがあり、『釈迦が北へ枕を向けたのもそのため』とする説もある。

 「みんなちがって、みんなかわいい」精神がこんなところにも見え隠れしており、実に素晴らしいことではないかと思うのです。学校の校長先生などは、朝礼の時のひとこと話の時に「北枕」について話をしてみてはいかがでしょうか。

「みなさん、北枕は縁起が悪いと思っていませんか。しかし、心臓への負担を和らげるためということで積極的に北枕で寝るひともいます。」

なんとなく、導入部分で生徒の関心をひくことができるのではないでしょうか。引き続き、自分が校長先生になった気になって、続きを考えてみましょう。

「さて、自分が北極点にいると考えてみてください。この場合、どのようにすれば北枕になるのでしょうか。」

「そうですね、北極点においては、逆立ちをして頭を地面に向けることによって、北枕になります。しかし、逆立ちした状態で寝るというのはインドのヨガの達人でもなければできません。頭に血が上って、いや、逆立ちしているのですから、血が下がってですね、顔がみるみる真っ赤になってしまい、下手すると倒れてしまうことにもなりかねません。」

暑いさなかの朝礼であれば、北極点で逆立ちしているわけでもないというのに、バタバタ生徒が倒れてしまいます。ですので、できるだけ要点をまとめて、わかりやすく、完結に話をしなければいけません。それは校長先生でも同じことです。校長先生だから長話をしてもよい、校長先生は長話ができる特権階級だと思い込んでいるなら大間違いです。

小学校の時です。校長先生の話が長すぎて、友人がおしっこしたくて飛び跳ねていたのを昨日のことのように思い出します。実に微笑ましい光景であったのですが、さっさとトイレに行かないと膀胱が破裂するから危険が危ない。合掌。