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続・アンパンチは教育上よろしくない論

引き続き、アンパンチは教育上よろしくない論の話題です。

バイキンマンが悪さをした場合、暴力に訴えるのではなく、法の裁きを受けるべきであると書きましたが、バイキンマンというのはぶっちゃけ「黴菌」であり、「黴菌」に対して法律もへったくれもあるかという意見を頂きました。

ならば、アンパンチでバイキンマン、すなわち「黴菌」と接触するのも多大なリスクがある話であり、しかも「黴菌」に瞬間的に力を加えることに対して殺菌効果があるとは思えません。やはり、アンパンチは教育上よろしくないと言えます。

バイキンマンが「黴菌」である以上、やはり殺菌するしかないのです。

たとえば、煮沸消毒。沸騰したお湯に入れて殺菌する方法です。バイキンマンが悪さをした場合、大鍋でお湯を沸かして、その中にバイキンマンを入れます。すると、殺菌されてめでたしめでたしとなります。しかし、アンパンチに比べて、映像にすると残酷さが増してしまいます。

では、アルコール消毒ではどうでしょうか。バイキンマンに酒を飲ませて、でろんでろんにしてしまうのです。これも、教育上よろしいとは言えません。

ややこしい話ですが、殺菌には「消毒」と「滅菌」の二種類あり、「消毒」とは病気にならない程度に菌を殺すことを言います。全て殺すというわけではなく、病気にならない程度に殺すことを指し、消毒をしても生き残る菌はいるわけです。一方で「滅菌」というのはとにかく殺すこと。病気になる、ならない関係なく、とにかく菌を全滅させてジェノサイドするのが「滅菌」です。

バイキンマンは一人ですから「消毒」をしても生き残る可能性があるのであれば、それは本意ではありません。ですから、バイキンマンに対しては「滅菌」するしかないのです。書いてて、何がなんだかさっぱりわからなくなっていますが、もうしばらくだけお付き合いください。

とにかく、バイキンマンを滅菌する必要があるわけですが、滅菌の方法というのが結構エグいものが多いのです。 高圧蒸気滅菌、乾熱滅菌、火炎滅菌、酸化エチレンガス滅菌、放射線滅菌、ガンマ線滅菌、これらに比べるとアンパンチなんてかわいいものではないでしょうか。お付き合いいただきありがとうございました。合掌。