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ブル中野はすごいぞ

ブル中野をご存知でしょうか。

ブル中野はものすごくものすごいです。

ていうか、ものすごくものすごい人なのでググってください。高さ4メートルの金網からダイブしてギロチンドロップを放つような人です。プロレス引退後、3ヶ月で50キロ体重を落としたり、逆にもう一度プロレスをするためにどかんと体重を増やしたり、歩けなくなるからということで胃を切除して痩せたり、とにかくものすごくものすごいのです。真似しようとしてもできるものではありません。

プロレスを全く知らない人にも、そのすごさが伝わるように書きたいと思ったのですが、そう思えば思うほど「ものすごくものすごい」というボキャブラリーもへったくれもないような表現しか出てこないのです。

これは食べ物の記事でも同じことが言えます。

こちらはデパ地下で閉店間際に買った、かれいの西京焼きがメインのお弁当です。50%オフでお値段は300円と消費税。これも、ものすごくものすごい。とても美味しかったのです。それ以上に300円という値段とのバランスの崩壊加減が「ものすごくものすごい」という表現しかできないのです。

家でごはんを炊いて、野菜や魚を買ってきて、切って、煮て、焼いて、盛り付けて、すべて自分で作ったとしたら、いったいいくらかかることでしょう。よく忘れがちなのが人件費です。自分が動いたらタダというのは思い込みです。本来であれば、自分が自分に対してお給金をお支払いせねばならぬのですが、親会社と子会社の間での売買のようなもので、最終的には内々で相殺されてしまうため、タダのように思えるだけです。

私の人件費を時給に換算すると1時間100万円はするので、お弁当を自分で作るのに2時間かかるとすると、お弁当ひとつに200万円以上のコストがかかることになります。これはもう大赤字です。

そんなお弁当が300円です。「ものすごくものすごい」以外の表現があるでしょうか。いや、あるまい。そんな気がするのです。

えー……ブル中野の話でしたね。ものすごくものすごいので、ぜひググってください。合掌。