ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

重く受け止める

だいたい、重く受け止めることが多いものです。

何のことかわからないと思いますが、私もあんまりよくわかっていません。とりあえず、何かあると重く受け止めることがほとんどなのです。

「重く受け止め、対策を考えたい。」

「非常に残念。極めて重く受け止めている。」

だいたい、こんな感じです。

「対策は考えるけど、軽く受け止めておきたい。」

「少し残念。まあまあ軽く受け止めている。」

こんなコメントを出すと「何を考えているのだ!」と非難轟々です。しかし、毎回毎回重く受け止めてばかりいると大変です。うっかりすると潰れてしまいます。

重く受け止めなければならないときは重く受け止めなければならないのですが、重く受け止めなければならないのかどうかは是々非々で判断すべきことなのです。軽く受け止めることができないかどうかを考えて、軽く受け止めることができるのであれば、軽く受け止めることも必要であると思うのです。

重く受け止めるべきか、軽く受け止めるべきか、先ほど是々非々で判断すべきと書きましたが、その判断をするのは自分自身であり、自分自身にしっかりとした軸が必要です。軸がなければ判断のしようがありません。しかし、その軸がずれていれば、本来重く受け止めるべきところを軽く受け止めてしまったり、もちろんその逆も然りで、軽く受け止められる問題を重く受け止めてしまったりすることもあるのです。

大切なのは自分自身の軸、スタンス、考え方、いろいろとありますが、あえてひとつにまとめるとすると「何を大切にするか」に尽きると思います。自分にとってどうでもいいことであれば軽く受け止めればいいし、自分にとってとても大切なことなら重く受け止める必要があるのです。

逆に言うと、その人が何を重く受け止めるかで「何を大切にする人なのか」がわかります。なんでもかんでも重く受け止める人もいますが、そういう人は重く受け止めることを大切にする人だと言えます。何がなんだかさっぱりわからないと思いますが、私もわかっていません。ご安心ください。合掌。