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桜田一家

フランスのバルセロナにあるアントニオ猪木が設計した「サクラダ・ファミリア」という協会。何をトチ狂ったのか知りませんが、めっちゃくちゃな設計をしたばっかりに完成までに300年かかるとか言われて、どうすんのよ?と思っていたところ、3Dプリンターの技術やら何やらでずんずん工期が前倒しになり、どうも2026年には完成するということになりそうです。第一勧業銀行、日本興業銀行、富士銀行のシステム合併に負けじ劣らずの難事業だというのに、すごいことです。

「サクラダ・ファミリア」という言葉を聞くと、すぐにフランス語から日本語に脳内で変換してしまい「桜田一家」という言葉を連想します。「桜田一家」って何やねん?と思われた方も多いでしょう。もちろん、私も何やねんと思います。しかし、「サクラダ・ファミリア」と聞いたら、日本人の100人中3人は「桜田一家」を想像することでしょう。3人中の1人ですから、ものすごいことです。ノーベル賞をもらえるかもしれません。

ケンドー・ナガサキというプロレスラーがいます。本名は桜田一男といいます。「セメントマッチならナガサキが最強!」と言われ続けていて、本人もその気になっていたのでしょう。キックボクシング出身のジーン・フレージャーという選手とほぼガチンコの試合を行い、試合開始からわずか36秒で失神してしまいました。

小原道由が佐々木健介との試合において6秒で負けるという衝撃的な試合があるのですが、小原道由の6倍も頑張ったのですから、よしとしましょう。

とにもかくにも「サクラダ・ファミリア」ですが、本当は「サグラダ・ファミリア」ですし、設計したのはアントニオ・ガウディですし、こんなんムリやんという設計をむりやり現実のものとしてしまっていたのはザハ・ハディッドです。日本の国立競技場もどうなることかと思いましたが、別の人が設計をすることになって、わりあいまともなものができあがりそうでほっとしているところです。

パスポートを持っていないので、おそらく「サグラダ・ファミリア」の現物を見ることは難しいかと思いますが、日本でも作ってくれたら見に行きます。作ってほしいですね。合掌。