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体罰とは、断じて「報復」ではない

『食えなんだら食うな』という本に書かれていた体罰の話。

「ガキは大いに叩いてやれ」という話の中で、このような記述があります。

大事なのは、体罰とは、断じて「報復」ではないということである。

子供の悪さが、大人を困らせたからといって、カッと逆上して、思わず手の出るのは、これは「報復」である。しかも、これほど理不尽な「報復」はない。そうではないか。体力的に劣っている幼児と大人とでは比較にならず、それが対等に応酬することは、本来、あってはならないことである。

そこで、マスクド・ニシオカさんのこちらの記事にビビビときたのです。昔、「ビビビ婚」という言葉が流行りましたが、松田聖子が2度目に結婚したときの言葉が「ビビビ婚」の由来のようです。ねずみ男ではありません。さっきも同じこと書きました。

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「漢字を百個、漢字ノートに書いてくる」という宿題を出され「一(数字の1)」を百個書いて提出したマスクド・ニシオカ少年が美人の先生にビンタされるというお話です。美人だったからよかったようなものの、ビッグバン・ベイダーのような先生だったら大変です。アンドレ・ザ・ジャイアントのような先生だったらもっと大変です。いくら美人とはいえ、豊田真奈美のようなめちゃくちゃ強いレスラーであったら、顎の骨が折れるぐらいのことは覚悟せねばなりません。

それはそれとして、条件が「漢字を百個、漢字ノートに書いてくる」である以上、「一」を百個書いて提出しても何ら間違いではありません。相手の要求に対して、こちらは最低限の労力で効率的に作業を行なった結果であり、制裁を加えられる要素はどこにもありません。私が先生なら「やられた!」と負けを認めるだけです。「漢字を百個、漢字ノートに書いてくる。ただし、同じ漢字を2回書いてはならない。」と条件を付け加えなかった自分が悪いと思うだけです。

おそらく、『食えなんだら食うな』の坊さんが言っている「報復」というのは、マスクド・ニシオカ少年が受けたビンタのことでしょう。その証拠に、マスクド・ニシオカ少年はちっとも反省していません。

ただ、私が「漢字を百個、漢字ノートに書いてくる」という宿題を出されたとしたら、おそらくこうなります。

鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱

こうすれば二度と「漢字を百個、漢字ノートに書いてくる」などといった寝ボケた宿題は出さなくなると思います。合掌。

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