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最低裁判所

日本には最高裁判所というハイクラスな裁判所があります。上品で洗練されたデザインに、快適性を追求した特別サービスでより豊かな裁判を実現するラグジュアリーな裁判所、それこそが最高裁判所です。地方裁判所、高等裁判所でも納得のいく判決がもらえない場合に限り、最高裁判所まで行くことができます。まさに、許された者にしか与えられない贅沢な裁判を体験できる、それが最高裁判所なのです。

一方でちっとも人気のないのが最低裁判所です。設備はもちろん最低です。ボットン便所です。衛生面でも問題が多く、最低裁判所の食堂では「超食中毒」が頻発で、イメルダ夫人もビックリです。食事に虫や髪の毛が入っていることは日常茶飯事で、食堂のおばちゃんに文句を言ったところで「好き嫌いしたらあかん!何でも食べな大きくなられへん!」と逆に怒られる始末です。保健所も「最低裁判所やから仕方ない」と取り合ってもらえません。

裁判官も最低です。半グレどころか全グレです。しかも全グレだった、ではなく、現役バリバリの全グレです。裁判の途中でオレオレ詐欺をしでかすぐらいに最低なのです。ですから、子育ても一切手伝いません。家事は全て妻に任せっぱなしで、家に帰ると「風呂」「メシ」「セクロス」の3つの単語しか口にしません。

ちなみに、「セクロス」というのは、日本物産株式会社が制作したシューティングゲームで、もともとの名前は『セクターゾーン』 (Sector Zone) 、1984年7月から稼動した日本物産のアーケードゲームです。 1986年に発売されたファミリーコンピュータへの移植版および北米版の名称は『セクロス』 (Seicross)となっています。

話がそれました。最低裁判所の裁判官は現役バリバリの全グレですが、判決は最低極まりないものとなっております。

「あンた、べっぴんやから無罪でええわ。」というのは日常茶飯事。逆に「オマエは気にくわんから死刑や!」「メガネかけててインテリやから刑務所に入ったらええねん。」みたいな判決もドコドコ出ます。近寄らないようにしましょう。合掌。