「賢者の贈り物」や「一枚の葉」で有名なO・ヘンリーですが、有名なのでぐわぐわ団ではちょいちょいネタにさせて頂いております。本当にやたらめったらO・ヘンリーのネタが出てきます。
たとえばこんなの。
われながらひどい漫画を描いています。もっとひどいのもあるのですが、過去のネタでずるずると引っ張るのもどうかと思うので、各自で見つけてください。とはいえ、この４コマ漫画ひとつ探すのにどえらい手間がかかるのです。描いた本人が描いたそばから忘れるからです。ぼんやりとしか覚えていない。だから半年に一度、電子書籍にしてまとめているのです。あれをしておかないと本当に埋もれる。ちょいちょい見返してゲラゲラ笑うんですよ、描いた本人が。よくわからないと思いますが事実です。
アメリカの小説家、エドガー・アラン・ポーをもじって、江戸川乱歩というペンネームを使っておられたのは平井太郎さんです。私もO・ヘンリーをもじって、王千里、御便利、御遍路、オーヘン・リーといったペンネームを考えたのですが、どれもこれもピンとこない。江戸川乱歩はめっちょこかっこいいですよね。本名の平井太郎だったら、怪人二十面相シリーズがあれほどまでに売れたかどうかはわかりません。名前はとても重要なのです。
名前は重要である以上、O・ヘンリーの"O"が何なのか。これは、知っておかねばならないことではないでしょうか。ちなみに、O・ヘンリーの本名はWilliam Sydney Porter、ウィリアム・シドニー・ポーターと言います。本名を知ったところで、何もわかりません。
こういうときは、さくっと検索するのが一番よいのですが、検索したところでそれが真実かどうかわかりません。最後のほうに「いかがでしたか？」なんて書いてあったら、ほんまか？と疑ってかかってしまうぐらいに今、私は毒されています。
それ以上に、真実を知ることが幸せにつながるのかどうかのほうがよっぽど重要です。知らないから幸せであることもあるのです。知らんけど。
さて、O・ヘンリーの"O"ですが、世界のホームラン王、王貞治にあやかってつけたということです。覚えておきましょう。合掌。
