ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

葉桜を見る会

政治の世界は「桜を見る会」のことでわちゃわちゃとしています。

桜ぐらいたっぷりと見たらええやんと思います。

そして、ぐわぐわ団はさらに上をいく「葉桜を見る会」を開催しようと検討中です。

ホテルニューオータニで前夜祭を開催したりするのは大変そうなのでしません。から揚げで水増ししましたみたいな説明をしたりするのも大変そうですし、久兵衛の寿司は6,300円するのに会費が5,000円とかどういうこっちゃみたいな無粋なツッコミにいちいち対処するのも大変そうです。久兵衛ではなく、スシローの寿司でもええやんと思いますが、それはホテルニューオータニがプライドをかけて許さないでしょう。

それよりも、たっぷりと葉桜を見ることに集中したほうがよさそうです。今の日本人は桜の花を愛でることが大好きですが、大正時代から昭和初期にかけては、葉桜を楽しむ文化が芽生えていたのです。なんだそれは?と思われるかもしれませんが、当時の文豪がこぞって葉桜は素晴らしいと語り、新聞には「葉桜、今が見頃」といった見出しが踊り、たくさんの人が葉桜の下でほっこりとしていたのです。

では、なぜ葉桜を愛でる文化がなくなってしまったのでしょうか。

理由のひとつとして、太平洋戦争が挙げられます。戦争が長引くにつれ、葉桜を眺めてほっこりとする余裕がなくなってしまったことや、桜のように散ることが美しいことだという誤った教育がなされたことも葉桜を愛でる気持ちを失わせることにつながったと思われます。

もうひとつの理由は毛虫です。葉桜の下で宴会をしていたら、毛虫がぼたぼた落ちてくるので、そのたびに「毛虫が!毛虫が!」と大騒ぎしているうちに、なんでわざわざ毛虫が落ちてくるようなところで宴会しているんだろうということになり、どうせ宴会をするならホテルニューオータニで会費5,000円で宴会をしたほうがええやんということになり、から揚げを水増しするようになったと言われています。

「葉桜を見る会」来年は中止します。毛虫嫌い。合掌。