ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

電子書籍を出版するということ

ちょっとどころかだいぶ前の話になりますが、マスクド・ニシオカさんにどっかの出版社から書籍化のお誘いのお話があったそうです。

www.maskednishioka.com

その後、絨毯爆撃のようにいろいろなブログに書籍化のお誘いがあったようですが、ぐわぐわ団にはそのようなお誘いは来ておりません。すでに自分で電子書籍を作ってしまっていますし、声をかけたところで「自分で作るから結構です。」と言われるのは火を見るより明らかですから、わざわざ声をかけてくださらなかったということでしょうか。遠慮せんでもいいのに。

ぶっちゃけ言いますと、電子書籍は慣れたら簡単に作れます。Kindleで出版する場合、昔はアメリカの税金のこととかややこしかったんですが、今はさほどややこしいことはありません。手間だけの問題です。

そして、利益を出したいのであれば、70%の利ざやを取ることにして、本の値段を1,000円とかにすれば、1冊あたり700円の利益になります。100冊売れたら70,000円ですから、商売っけを出したら、そこそこの利益にはなるんじゃなかろうかと思ったりもします。

出版社が間に入った場合の利ざやは20%ぐらいのようです。1,000円で販売して、500円は出版社に、200円が手元に残る計算です。特に在庫を抱えなければならない商売でもなく、ちょこちょこ売れてくれればよいので、出版社側の商売としてはなかなか良さげです。必要な投資といえば、電子書籍ファイルを作る手間だけですからね。

一方、著者にとって出版社を間に入れるメリットといえば、担当者がつく、校正をしてくれる、電子書籍ファイルを作る手間がはぶける、ということがメリットでしょうか。とにかく本を出したい!というのであれば、やぶさかではありません。

とはいえ、出版社が間に入ると、出版社としてはとにかく利益を出さねばなりませんので、そこそこのお値段を設定する必要があります。無料でいいとか、100円でいいとか、そんなムチャなことはできません。

今のところ、ぐわぐわ団で出す本で商売っけを出すつもりはないので、出版社に間に入ってもらう予定は今のところありません。ただ、紙の本を出してくれるというなら話は別ですので、いつでもウェルカムです。よろしく出版社。あえて指名するなら、集英社から本を出したい。できれば、りぼんマスコットコミックスで。合掌。