サンリオピューロランドに行ったらめっちょこ楽しかった件

突然ですが、りずさんのブログのサンリオピューロランドの記事。

lizune.hatenablog.com

こちらの記事にこんな力強い言葉が踊っています。

この言葉を目にしてから１年余り、念願のサンリオピューロランドで遊んできました。そりゃもう、めっちょこぐりぐりに楽しかったので文章に書き残しておきたいと思います。

到着した日はピューロランドが休館日だったのでとりあえず記念撮影。もうひとつの目的地である日高屋のことは別の記事で書くことにします。

行った日はあいにくの雨だったのですが、ピューロランドは完全屋内型テーマパークですから問題ありません。入ったらどどーんとキティちゃんがお出迎え。

www.gw2.biz

前に『来場者4倍のV字回復! サンリオピューロランドの人づくり』を読んで、そこそこ予習をしていたものの、実際に来るのは初めての初心者です。そこで、難しく考えず、当日のイベントスケジュールを見ながら、相方とふたり行き当たりばったりで行動することにしました。

まず最初に行ったのが『ぐでたま・ザ・ム〜ビ〜ショ〜』。ぐでたまと会話ができる参加型アトラクション……というのは後で調べてわかったことで、何だかわからないけれど、とりあえず行ってみようというノリです。映画館みたいなところでちんまりと座っていると、お姉さんが出てきてショーがはじまります。ぐでたまに目をつけられた観客にマイクが向けられ「なまえなんなん？」と名前を聞かれるところからスタート。

ぐでたま「好きな映画はどんなの？」

観客「アナ雪みたいな……」

ぐでたま「ここはサンリオなんやけど……」

こんなキワキワな会話をされたら笑うしかありません。ぐでたまと観客の掛け合いが絶妙でぐいぐい引っ張られます。この時点でぐでたまのトリコです。

こちらは、サンリオらしからぬ際どいアングルから撮ったぐでたま。

その次は『KAWAII KABUKI ～ハローキティ一座の桃太郎～』、さきほどのぐでたまのショーもそうですが、平日に行ったハズなのに、観客席にはめためた人がいます。

さて、『KAWAII KABUKI ～ハローキティ一座の桃太郎～』ですが、桃太郎キティちゃんは鬼を退治しません。本来の桃太郎なら剣を持っているはずですが、桃太郎キティちゃんはお花を持っています。最近、年齢のせいかわかりませんが涙腺が緩くなっていまして「桃太郎なのにお花を持っている」と気がついたときに、やたらウルウルしてしまいました。なんだろう、この優しい世界は。

『来場者4倍のV字回復! サンリオピューロランドの人づくり』を読み返してみると、このような記述がありました。

歌舞伎のストーリーについて私がお願いしたのは、「みんななかよく」というサンリオの価値観をわかりやすく打ち出すことです。見た目や生まれ育った場所が違っても、最後はみんな仲良くできる。「KAWAII KABUKI ～ハローキティ一座の桃太郎～」では、何よりそのことを伝えたいと思いました。

この文章に書かれているとおり、ものすごく「みんななかよく」でした。でも、何と言うか、押し付けてくる感じはちっともなくて、ごくごく自然に「みんななかよく」がいいなと思わせてくれます。それはたぶんキティちゃんが持つ魔法のような力ではないでしょうか。

そして、13時からは『Miracle Gift Parade』。サンリオのキャラクターがたくさん出てくるパレードです。20分前にはすでに1階の主要部分は人がたくさんだったので、2階から見ることにしました。

ところで、みなさんは「エアリアルティシュー」をご存知でしょうか。布を使って、空中をくるくると回ったりする、めちょんこすごい演技です。そのエアリアルティシューが目の前で繰り広げられて、正直たまげました。ピューロランドすごい。2階から見ていたので、エアリアルティシューの演者さんがちょうど自分の目線でふわふわと浮かんでいるようで、こんなのはシルク・ドゥ・ソレイユでしか見れないものと思っていたのです。

もちろん、キャラクターはかわいいし、パレードとは言いつつストーリーもしっかりと作り込まれていて、闇の女王が一瞬で光の女王に変わるところは驚きしかありません。ピューロランドを子ども向けのテーマパークだと思っていたら大間違いです。

さて、パレードを観終わったあとはお昼ごはん。ここは王道の「ぐでたまのローストビーフ丼」を食べることしました。