ぐわぐわ団

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新幹線B席

私は国鉄の職員ではないのでよくわかりませんが、新幹線というものは3列シートと2列シートがあって、まず窓際から座席が埋まっていき、次に通路側が埋まっていくようなのです。そして、3列シートの窓際と通路側に挟まれた「B席」が残るのです。

窓際にはヘイスタック・カルホーン、通路側にはハッピー・ハンフリーが座っていたとしたらB席は地獄です。まぁ、ヘイスタック・カルホーンはすでにお亡くなりになっていますし、ハッピー・ハンフリーに関してはそもそも大きすぎて飛行機に乗れずに来日をあきらめたという逸話があります。二人に挟まれて東京から大阪までなんてことはありえないのです。

とはいえ、序二段の力士や幕下の力士に挟まれるという可能性は十二分にあると思われます。そうなれば地獄です。シウマイ弁当など食べる余裕すらないでしょう。

金曜日の夕方というのは恐ろしい時間帯で、2人で並んで席を取ろうとしても取れないのです。上りも下りも土曜日までに家に帰りたい人でごっちゃりしています。いかにも仕事帰りに家にも帰らずスーツ姿のままで、とりあえずビールとお弁当を買って新幹線に乗りました!みたいな人がたくさんいます。というか、そんな人ばっかりです。そんな人ばっかりの中で、徹底的に遊び呆けた挙句に「新幹線の席なんていつでも簡単に取れるからギリギリでええわ」と鷹を括っていたぼんくらがいまして、いざ座席を取ろうとしたら、満席だったり、取れたとしても遠く離れたB席とB席だったりで、2人並んで席を取るなんてデキッコナイスです。

じゃあ自由席はというと、車内アナウンスで「自由席は大変混雑しており、車内販売ができません。ご了承くださいませ。」と、恐ろしいことを仰ります。座れたらマシなほうで、東京から大阪まで、いや、東京から名古屋まででもいいんですが、あの静岡県の端から端までずずずーっと立っているという、気が遠くなるようなことになっているに違いないのです。アナウンスしか聞いてないから本当はどうなのか、わかりませんけど。

こういうときはピューロパスを使いましょう。合掌。