まだほとんど読んでいませんが、間違いなく絶対におもしろい本を紹介させていただきたいと思います。もちろん、自分の書いた電子書籍を紹介するほど厚顔無恥ではありません。
……本当は紹介したい。絶対におもしろいと思っているから。
しかし、それは今回の記事の本意ではありません。そして、以前から書く書くと言うだけでちっとも進んでいない小説『魚雷人間』もおそらく絶対におもしろいと確信しています。しかし、まだ書けていませんし、いつ完成するかちっともわかりません。たまにこういうことを書いておかないと、書くきっかけがなくなるのです。
『統計でみる日本』です。
本を開くと、左側には説明文が書かれており、右側には統計のデータがわんさか載っている本です。前から順番に読み進めていくもよし、とにかくべしょっと開いて目についたページを見るもよし、どこを見てもおもしろいのです。
とりあえず、思いつくままに本を開いてみましょう。
「第11章 文化・芸術」のページが飛び込んできました。書かれている内容としては、舞台芸術(音楽、演劇、舞踊など)をライブで鑑賞している人は男性よりも女性が多いそうです。だいたい男性に対して女性が2倍の割合なんだとか。クラシック音楽の演奏会は2005年まで増加傾向をたどり、以後横ばい。クラシック音楽だけに限らず、とにかく東京での開催がめちょんこ多いのが特徴です。
ぺらっと開いただけでも、これだけのことがわかります。もっと目を皿のようにして見ると、もっといろいろと発見できるかもしれません。
ここんとこ、デフレがずーっと続いているので、自殺をする人が増えているように思っていたのですが、2003年をピークに減少傾向で、わかる範囲ですが原因や動機で一番多い理由は「健康問題」です。「経済・生活問題」や「家庭問題」の3倍です。自殺というと、とにかく「いじめ」やら「貧困」が原因だと考えがちですが「健康問題」が一番の理由だというのは知らなかったです。
このように、事実だけが書かれている本ですので、自分でいろいろと考えたりするのがめちょんこおもしろかったりするのです。全然興味がない分野でも、とりあえず読んでみると「ほほう」と思えることがあったりします。
年末年始の合間の息抜きにこんな本を読んでみるのもよいかもしれません。ちなみに、水の使用量のうち3分の2が農業用水です。知らないことだらけです。合掌。