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『シャーロック』が終わってしまってさみしい

毎週月曜日の午後9時からはディーンの、ディーンによる、ディーンのためのドラマ『シャーロック』でした。

ネタバレしないようにしたほうがいいのかなと思いつつも、ネタバレしたところでディーンの素晴らしさは変わらないので気にせずに書きますが、最終回に満を辞して登場したのに、ほぼ全ての視聴者から「おまえ誰?」のビッグウェーブを巻き起こしたラスボス・守谷壬三とともに、ディーンは海にダイブして行方知れずとなってしまったのです。

前のディーン主演ドラマ「モンテ・クリスト伯」でもそうだったのですが、ディーンはとにかく死んだふりをして別の姿で現れることが多いのです。今年のお正月に放映された、フジテレビ開局60周年特別企画のドラマ「レ・ミゼラブル」もディーンは死んだことになって、実は別の人のふりをして生きていましたし、生き返らなかったのは後にも先にもNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」で演じた五代さんの時だけです。

ですから、ディーンが何かしらで復活するであろうことは容易に想像できたのです。いや、できなかったらおかしいのです。というのも、『シャーロック』の最終回、ディーンが海にダイブして行方知れずとなっておしまいの翌週に『シャーロック』特別編がいきなり放映されたのです。最終回の翌週に特別編ってものすごいことをやらかします。ドラクエⅡでハーゴンをやっつけたら、すぐにシドーが出てくるようなものです。しかも、その特別編のキャッチフレーズが「聖夜を前に、奇跡が起きる。」……って、そんなもんディーンが復活する以外に何が奇跡でしょうか。平野レミが一言もしゃべらずに至極真っ当な和食を作るとか、上沼恵美子がおしゃべりクッキングで一言もしゃべらずにじーっと料理しているのを見ているだけとか、そんな奇跡が起きるわけがないのです。ディーンが復活する、それが唯一無二の「聖夜を前に、奇跡が起きる。」なのです。

結局、ドリフの大爆笑じゃないんだからみたいなところで復活したのですが、それでもやはりディーンはかっこよくて、『シャーロック』はディーンの、ディーンによる、ディーンのためのドラマだったなぁと思います。

やたらめったら世界名作劇場みたいに世界の名作をリメイクしたドラマに出演しているディーンですが、次は何を観せてくれるのでしょうか。「フランダースの犬」だったらディーンが演じれば感動しまくりでしょう。とても楽しみです。合掌。