ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

10年後の地球

NHKスペシャルで年始早々やたら辛気臭い番組をしていました。内容は10年後の地球の命運を決めるのは今の私たちの洗濯……じゃなくて、選択だというのです。洗濯だったらイヤですけど、なんとなくそれはきれいに洗濯するしかないじゃないかと思うので、逆にどうでもよくなっていいのですが、そうではなく、選択というのですから、お正月だというのに面倒だなぁという気分になります。

最近は不安になるニュースも多く、異常気象で何とかかんとか……というくだりがあったのですが、とりあえずこのへんに噛み付いてみようと思うのです。

まず、ニュースというのは大体不安にさせるものです。というのも、不安を煽るようなニュースしかニュースにならないのです。隣の家の爺さん、今日も元気に生きています!なんてのはニュースになりませんし、うちのめいっ子ちゃんがかわいい!なんてのもニュースにはなりません。天沢聖司が結婚してくれ!と言っても、それは天沢聖司が有名人でなければニュースにはなりません。つまり、ほとんどの人は無視されて、ほんのわずかの人の出来事をちょんちょんと摘んでニュースにしているのですから、不安になるものばっかりになるのです。

また、異常気象で何やとかんとかに関しても同じで、要は取り上げ方なのです。犠牲者5,098人(死者4,697人、行方不明者401人)、負傷者3万8,921人の台風が日本を上陸したとき、異常気象だなんだと騒いでいたでしょうか。ちなみに、この台風は1959年に発生した伊勢湾台風です。5,000人を超える人が犠牲になった台風です。これを異常気象と言わずして何と言えばよいのでしょう。60年前から異常気象がずーっと続いているのだとしたら、それはもう異常とは言えません。今の気象が正常であり、正常気象として、都度対処していくしかないのではないでしょうか。

だいたい、明日の天気予報もだいぶ当たるようになったとはいえ、ハズレる時もあるのです。10年後の地球がどうなっているかなんてわかるわけがないのです。

二酸化炭素の排出量に関してはすでにビジネスになっちゃってます。すでに売買も行われています。地球温暖化が起きないと困る人がいるんだろうなぁとぼんやり考えたりもするのですが、そこまで陰謀論っぽくするのも好きではないので、とりあえず難しく考えずにてきとうに生きるのがよいのではないかと思いました。合掌。