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食器棚に関して

優しさ12mg』のあけみさんが食器棚のことで悩まれていました。

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結婚されて、相手の実家で生活することになるあけみさんがこのような悩みをぶちまけておられたのです。

何かこう、時たまに夫さんの家の食器棚を思い出して、これからどうしようか不安になることがある。

食器棚というのは、とかくややこしいものなのです。

うちは二人で暮らすことになったので、新しく食器棚を買いました。ニトリかどっかでめちょんこ適当に「これずら」みたいな感じで選んで買った記憶がおぼろげにあるような、ないような、そんな感じなのです。なにぶん、戦前の話なので記憶も定かではありません。

そして、食器。今なら北欧ファブリックだなんだとコンセプトを決めて、ガチッとおしゃれにコーディネートして揃えたりもしたいと思うのですが、当時はとにかく食器がなかったというか、あるにはあったのですが、実家から「使えるから持っていき!」と言われて持たされた使いにくい引き出物か何かの食器しか手元になかったので、とりあえずカレー用の食器を関西スーパーで買ってきて、他にも適当にざくっと買ってきた食器でとりあえずごはんを食べられるようにして、しかも最初に買った食器というのがとにかく丈夫で割れないし、以降ずーーーーーーーーーーーーっと同じ食器を使うことになっています。北欧ファブリックで揃えたいと思っていても、使えるお皿があるし、割れないし、その間になぜか、買ってはみたけどあんまり使わない食器が食器棚にずんずんとしまわれ、気がつけば使う食器はほぼ決まっていて、食器棚の中には使わない食器がうじゃうじゃあって、それこそ魑魅魍魎が跋扈する恐ろしいところみたいになっているのです。

いっそのこと「全部捨てて、北欧ファブリックで揃える!」と決断ができればよいのですが、戦時中のモノのない時代を経験しているだけに、なかなか捨てることもままなりません。金属類回収令のせいで、鉄の鍋なんかを取られたりした恨みつらみからか、鉄器などは手放そうにも手放せない。ありがたいことに鉄器は持っていないので手放しようがないのですが、それはそれとして。

食器棚というのはこのように混沌としたものなのです。ですから、悩まなくても大丈夫です。何とかなります。それこそ一念奮起して北欧ファブリックで揃えるのも悪くはないでしょう。ていうか、自分自身がこんなふうにしてみたい。合掌。

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