ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

FMっぽさを出したい人は英語を頑張ろう

本日は自由研究の発表です。

私は常々、AMラジオとFMラジオの違いについて研究を重ねてまいりました。そして、ついにその成果をみなさまにお伝えする日がやってきたのです。本来であれば、イギリスの総合学術雑誌『ネイチャー』に投稿して記事を掲載してもらうべきところですが、イギリスがEUを離脱してしまった影響から、今回は『ぐわぐわ団』に記事を載せることと致しました。ブレグジットの影響がじわじわと広がっているのです。

FMラジオには大きな特徴があります。それは、標準語をベースにして、とにかくカタカナ語を英語のネイティブっぽい発音で話すことです。決して、大阪弁など出してはいけないのです。「えふぅえむえぃとぅおおーとぅー」みたいに。これは何かというと「FM802」のことです。「ABCラジオ」もAMでは「えーびーしーらじお」ですが、FMだと「えぃぶぅいーすぃーれいでぃお」になります。これだけです。これだけをきちんと守れば、あなたもFMラジオっぽく話すことができるのです。

大阪には「ありがとう浜村淳です」という、1974年から続いているめちゃくちゃご長寿ラジオ番組があります。大阪のAMラジオ界では「おはようパーソナリティ道上洋三です」と並んで、知らぬものはいないというぐらいにすごい番組なのですが、この番組をFMっぽくしてしまうと「Thank you. I'm Jun Hamamura.」になるのです。そして、発音もネイティブっぽく「せんきゅー、あぃむじゅんはまむーらー」みたいにすれば、これはもうFMラジオ以外の何者でもありません。

以前、仕事で車に乗っていたとき、車にはAMラジオしかついてなくて、FMラジオを聴くことができませんでした。聞こえてくるのは大阪弁まるだしでしゃべるおじさんの声で、ネイティブっぽい発音をするFMラジオは高嶺の花だったのです。しかし、AMラジオにはAMラジオの良さというものがあるのです。

いつかはFMラジオを聴ける身分になりたいと思ったこともありましたが、AMラジオも、FMラジオも、どちらもよいものだということがおわかり頂ければ幸いです。合掌。