読みたい本がうじゃうじゃわいてくるのです。そういう時期なのかもしれません。
まずはこちら。『平成維震軍「覇」道に生きた男たち』。みんな大好き、平成維震軍の本です。こんな本が令和の時代に出ること自体が狂気でしかありません。ぐわぐわ団では事あるごとに平成維震軍を取り上げていますが、そもそも平成維震軍というのは、スター性の乏しいおっさんレスラーがなぜかユニットを組んでみたら一大ブームを起こしてしまったという、夢物語的なサクセスストーリーに支えられた人たちの集まりです。
平成維震軍ができたのは「ドアの閉め方が悪い」と小林邦昭が激昂して、他団体の若手をマッハでボコボコにしたことがきっかけなんだそうです。この時点で意味がわからない。その他団体と抗争を繰り広げた後、今度は内輪揉めを始めて、最後は焼肉屋で解散会見をするという一連の流れがこの本に書かれているようです。思ったよりもぶ厚いのでまだちょっとしか読んでいませんが、早々に読んで感想を書きたいと思います。
こちらは『【読書感想文】「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」に理想のおばさん像を見た - りずろぐ。』で、りずさんが
最高だったわ(ノ∀`)
と感想を書かれていたのでKindleでしゃらっと購入。半分ぐらい読んでいますが、実に穏やかな世界がゆらゆらと書かれています。
こちらは心の師と仰ぐ中島らもの『僕にはわからない』というエッセイ。Kindleに入っていないので文庫本で購入。前に読んだと思うのですが、改めて書い直し、じわじわと読んでいます。ああ、らもさんだ〜って感じで、実に味わい深いのです。表紙の生前のらもさんの写真がまたいい感じです。なんじゃ、この服は。
こちらは先ほどKindleで予約してしまった本。IT業界のサグラダファミリアと言われた、みずほ銀行のシステム統合を綴っているようで、これはもう、いろんな意味で楽しみで仕方がない本です。めちょんこ大変だったというのは知っているのですが、詳しくはよくわかっていないので勉強したいと思います。
そういえば、これもKindleで予約してるんです。『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』を書いた方の新刊で、これまた楽しみで仕方がない。
このように、ざらっと書き出しただけで5冊。他にもKindleの日替わりセールで仕入れて積んでいるものなどもあり、どうしたもんかという状況です。
とりあえず、読み切ろう。合掌。