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読んで損する楽しいブログ

新型コロナウイルス飽きた

不謹慎を承知で書きますが、新型コロナウイルスに飽きた。

外から帰ってきたら入念に手を洗ったり、マスクをきちんとつけたり、不要不急の外出は避けたり、できうる限りのことをしています。マスクに関しては、なくなってから2、3週間経つし、そろそろ市場に出回る頃だと思っていたのに、全然見かけません。メーカーは増産していると言っていますが、ほんとかどうかなんてわからない。作ったそばから中国に輸出しているのではなかろうかとあらぬ疑いをかけてしまいます。どっかの地方自治体が100万枚中国の姉妹都市に贈ったとかボケたことをしているからです。

仕方なしに買い物に出たところで、マスクをしていない人が咳でもしようもんなら何となく恐怖を感じるし、外国語が聞こえてきたら不安感を覚えるし、空港急行には乗りたくないし、別に差別をしようというつもりは全くないのですが、ニュースなんかを見ていると、そんな気分になってしまうのです。げしょっとした閉塞感。

豪華クルーズ船で旅行なんてちっとも羨ましくないと思ってしまうのですが、これって閉塞感から生まれてる感情ではないでしょうか。

イベントなんかもぼんぼこ中止になっていて、昭和が終わった時の閉塞感をはるかに超えるどんよりした空気に、気持ちがしょげてしまうのです。

おそらく1年後には、この新型コロナウイルスがどんなウイルスなのか研究され尽くされて、ワクチンも作られて、治療法も確立して、さほど怖がる必要もなかったよね〜、なんてことになりそうな気がしないでもないというか、そうなって欲しいのですが、今は「正体不明」なだけに怖さが先行してしまうのです。

現時点で役に立つ情報だけをピシッと理解しておけばすむ話だと思うのです。手洗いをきっちりするとか。でも、お湯を飲めばよいとか、28℃でウイルスは死ぬから怖くないとか、アホみたいな話が回ってきてはげんなりするし、ドラッグストアでマスクがないと吠える老人がわんさかいて店員さんが疲弊しまくりとか、とにかくある程度で情報を遮断しておかないと、気持ちがしんどくなる一方。

そういう意味で「飽きた」と言っているのです。国の対応を批判するつもりもありませんし、自分でできることをするだけなのですが、とにかく空気が重い。もうちょっと何とかならんかなと思ってしまうのです。

大相撲春場所も中止か、無観客試合でするか、みたいな流れになっているようです。無観客試合なんてのは、巌流島で行われたアントニオ猪木とマサ斎藤の試合と、馳浩とタイガー・ジェット・シンの試合だけで十分です。

仕方がないとわかっているだけに、空気が重くてしんどい。合掌。