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無観客試合

大相撲大阪場所は無観客で開催されます。

春の選抜高校野球も無観客で開催されるっぽいです。

昔のパリーグの試合っぽい感じになるのでしょうか。今では考えられませんが、昔のパリーグの試合はしっちゃかめっちゃかに観客が少なかったのです。

南海ホークスの本拠地、大阪球場は難波のど真ん中という素晴らしい立地にあったのですがガラガラ。近鉄バファローズの藤井寺球場は、近所の人がひまつぶしに行くというか、野球を観に行くというより、とりあえずビールを飲みに行くという感じだったのです。

阪急ブレーブスの本拠地、西宮球場は阪急なだけに少しだけ上品な球場でしたが、そんなに観客があふれていたわけではありません。阪神タイガースが弱くて弱くて万年最下位だなんだとボロクソに言われながらもファンはたくさんいた一方で、阪急ブレーブスはそこそこ強くて、福本、箕田、ブーマー、山田、そしてアニマルと、すごい選手はたくさんいたのですが、阪急なだけにファンもお上品で、熱烈なファンが少なかった印象があります。

もちろん、リーグ優勝が決まるような試合ではそこそこ観客が入っていたのですが、普段の試合は近所の人がビールを飲みに行くという感じだったのです。

もちろん、無観客試合は観客がひとりもいないのです。昔のパリーグの試合は観客がいないといっても、数十人はいたので、ゼロではありません。

昔の古き良きパリーグの時代は、私もまだまだ赤ちゃんだったので、自分ひとりで球場に行ってビールを飲んだりすることはできませんでした。ただ、藤井寺球場の近くに住んでいたら、めちょんこ贅沢に野球観戦を楽しめたんだろうなぁと思うと残念でなりません。

話がどっかに行ってしまいましたが、無観客試合というのは力士にとっては大変かと思いますが、ブラウン管を通して応援しているファンがいるということを思い出して、頑張って頂ければと思います。よもや徳勝龍が二連覇するとかになったらなったでおもしろいし、大相撲を楽しみにしたいと思います。合掌。