ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

ぐわぐわ団は公平中立

NHKスペシャル『“パンデミック”との闘い ~感染拡大は封じ込められるか~』を見たのですが、最前線の研究者の方々の危機感がビシビシ伝わってくる、緊張感にあふれた番組となっていました。3月24日(火)午後11時50分~0時50分に再放送されます。

www6.nhk.or.jp

感染症を防ぐためという視点から考えると、とにかく人と人との接触を減らすことが第一ということです。しかし、人と人との接触を減らすということは、お金が回らなくなるということ。最近、街中を歩いていても人が少なく活気がありません。株価は景気の先行指数と言われていますが、日経平均株価もNYダウもびっくりするぐらいに下がっています。しかも、ここまで下がっていても底かどうかなんてわかりません。

NHKはそのあたりも気にしているのか、今度の土曜日は経済はどうなる?という視点で番組を放送するようです。

誰もがベストな選択肢を選びたいと考えますが、いろいろな視点があって、いろいろな意見があって、しかも、未来のことなど誰にもわかりません。誰もが自分の立ち位置があって、自分にとって一番メリットのあるポジショントークをしてくるので、結局は自分で考えるしかなく、自分を中心にベター、モアベターな選択をしていくしかないのです。

堅苦しい話が続きましたが、NHKスペシャルを見た後で「#NHKスペシャル」のタグをTwitterで追いかけてみたのですが、番組の感想をただ呟いている人もいれば、そこからなぜか現政権に対する批判につなげている人、日本は検査が足りていないと文句を言う人、いろんな人がいて、まぁびっくりするほどもんにょりするわけです。簡単に言うと「疲れる」。

いろんな人がいて、いろんな意見があって、いろんな考え方があるのは正しいことですし、みんながポジショントークをぶちかますのも理解しているのですが、自分の考えていることと違いすぎる人の意見ってめちょんこ疲れるのです。結局、自分の考え方に近い人をフォローして、それぞれみんな自分のお気に入りのタイムラインができあがる。意見の違う人との壁ができてきて、それぞれ対立しあうことになって、何が何やらさっぱりわからなくなる。

インターネットに公平中立なんてのは存在しなくて、結局は自分にとって見たいものを見て、見たくないものは見ないことになるのではないかなと思ったのですが、ぐわぐわ団は公平中立を目指して頑張りたいと思ったり、思わなかったり。まずは手洗いをしっかりしましょう。合掌。