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『忍者龍剣伝』をクリアしました その2

昨日の続きです。固唾を飲んで待っていたという方は誰一人としていないと思っているのですが、どうでしょう。固唾というのは、緊張したときに口の中に溜まる唾液のことなのですが、そんなものを飲んで待っても仕方がないので、飲むなら紅茶にでもしておきましょう。採れたての新鮮な紅茶を飲んで、さわやかな気分になりましょう。

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さて『忍者龍剣伝』とは何かというと、めちょんこ難しいアクションゲームです。ぶっちゃけ『スーパーマリオブラザーズ2』よりも難しいのではないかと思われます。『スーパーマリオブラザーズ』は世界的に有名ですので、若い方でもご存知でしょう。『スーパーマリオブラザーズ2』はその『スーパーマリオブラザーズ』の難易度をしこたま上げて「クリアできるもんならクリアしてみろ!」という暴力的なスタンスで当時の子どもたちを泣かせたというゲームです。そして、『忍者龍剣伝』はその3割増、いや5割増で、「クリアなんてできるわけがないと思うけど、やってみ?」ぐらいのゲームなのです。

1988年当時はYouTubeもなく、ニコニコ動画もなく、どうすればクリアできるのかなんてのは攻略本でも見ない限りわからないわけで、当時どれだけの人がクリアできたのか、考えるだに恐ろしいのですが、とにかくめちょんこ難しいのです。

特にラストステージはヤクザそのもので、何度も何度もコンティニューして、ひいひい言いながらボス戦までたどり着いたとしても、極めてクセの強いボスが3連続で登場し、一度でも負けるとラストステージの最初まで戻されます。ありえない。人生なんてそんなもんだと思われるかもしれませんが、いくら何でもひどすぎます。ナウシカも涙を流して「許してなんて言えないよね、ひどすぎるよね」と同情してくれることでしょう。それぐらいにひどいのです。

もちろん、ラストステージの最初まで戻されてしまっては大変です。戻されたらすぐにリセット、セーブしていたところまで戻ってもう一度、というのを何度も何度も繰り返し、どうにかこうにかクリアしたのです。がんばりました。合掌。