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『地獄でなぜ悪い』を観ました

スコちゃんがオススメしていた映画『地獄でなぜ悪い』を観ました。

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「地獄でなぜ悪い」は二階堂ふみと星野源と長谷川博己、堤真一などなど豪華キャストのコメディ映画デス!!めちゃんこバカ映画なので笑えます。

コメディ映画と言ってよいのかどうか悩むところではあるのですが、めちょんこバカ映画なのは確かです。

私は長谷川博己が大好きなんですが、この映画の長谷川博己は特に好きな長谷川博己で、映画に狂った長谷川博己がヒャッハーしながら走るラストシーンは最高です。 

2015年1月から放映された月9のドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」で高等遊民と名乗る単なる無職の役を演じていた頃の長谷川博己がまた大好きで、今回の『地獄でなぜ悪い』でも堪能できるのですが、説得力のかけらもないのにマシンガンのように小難しい話をしたりするのは長谷川博己の真骨頂とも言えるでしょう。

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『シン・ゴジラ』でも『まんぷく』でもですが、狂気とコメディの境界線ギリギリのところを見事に演じているのです。『麒麟がくる』でも、なんとなくそういうところがあります。

『地獄でなぜ悪い』では、とにかく長谷川博己の狂気が最高なのです。敵対するヤクザの組事務所に行って直談判してくるシーンがあるのですが、長谷川博己の演技の成せる力でしょう、とにかくなぜかわかりませんが、めちゃくちゃ説得力があるのです。敵対するヤクザの組長の堤真一がコメディっぽく演じているところを長谷川博己がぐいぐい狂気の世界に引き戻すパワーバランスの取り方がとにかく必見と言えるでしょう。まだ未見の方はなんとなくそういうシーンがあるんだと思っていただければ十分です。

基本はヤクザ映画です。しかも、後半は手や首が千切れて飛び交い、血がどばどば出ますが、ぶっちゃけ安っぽいので怖くはありません。星野源が好きな方は悲鳴をあげるかもしれませんが、まぁおいしい役と言えるでしょう。

とにもかくにも、長谷川博己が好きな方は見て損はありません。スコちゃんとは少し違った視点で映画の感想を書いてみました。合掌。

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