ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

虱とともに去りぬ

昨日は『風とともに去りぬ』について、かなりの厳しい意見を突きつける結果となってしまい、作者であるサリンジャーには悪いことをしたなと反省をしたのですが、実は『風とともに去りぬ』の作者はマーガレット・ミッチェルというアメリカ人だったのです。サリンジャーはサリンジャーでイギリス人ではなくアメリカ人、書いた小説は『ライ麦畑でつかまえて』です。

この『ライ麦畑でつかまえて』も映画化されているはずなのですが、案の定、私はちっとも観ていません。話の内容もさっぱりわかりません。グレゴリー・ペックが出ているかもしれませんし、出ていないかもしれません。「ライ麦畑でつかまえて 映画」で検索したら、『ライ麦畑で出会ったら』という映画が出てくるし、私自身はアメリカ人ではなくフランス人なので、ライ麦畑にちっとも馴染みがないのです。ライ麦畑というのは、日本人でいうところの田んぼぐらいのイメージなのでしょうか、だとすると舞台が日本であったならば『ライ麦畑でつかまえて』ではなく『田んぼでつかまえて』ぐらいのタイトルになる可能性もあったのではないでしょうか。

いまいちピンとこない「ライ麦畑」だからこそ、なんとなく洋モノなイメージを掻き立てられるわけですが「田んぼでつかまえて」だとすると、主人公はアメンボやカエル、おたまじゃくしということになり、子どもがわーきゃー騒ぎながらつかまえていると、農家のおっちゃんが「おめえら!田んぼに入るな!」と怒鳴る、そんな小説になるのでしょう。誰も読みたいと思わない。

とにかく、『風とともに去りぬ』はマーガレット・ミッチェルが書いた小説であり、『風とともに去りぬ』の映画は上映時間222分、なんと約4時間弱もあるので、おむつをはいて観るぐらいのパワーが必要になります。プリキュアの映画が222分もあったら、それはそれで嬉しいですが、さすがに小さなお友だちは集中力が続かないでしょう。90分程度がちょうどよいのではないでしょうか。私も90分ぐらいがちょうどよいです。

f:id:make_usagi:20200617232259j:plain

それはそうと、風と虱は字がよく似ています。合掌。