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桃太郎 その1

桃太郎の話をします。

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昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。

おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。

このおじいさん、おばあさんのように高齢となり、体が思うように動かなくなっても働かなくてはならない世の中をどのように考えるべきでしょうか。高齢化社会の問題は待ったなしなのです。

おじいさん、おばあさんは運良く桃を拾い、桃太郎を育て、鬼から宝物を略奪してきたおかげで労働からは開放され、資産家として余生を送ることになりましたが、みんながみんな、桃を拾い、桃太郎を育て、鬼から宝物を略奪してくるわけではありません。

そもそもの問題として、鬼から宝物を略奪してきた場合、その宝物の所有権は鬼にあります。略奪という行為は法的に問題があります。仮に、桃太郎が鬼から宝物を正式に譲り受けたとしても、その際は贈与税がかかります。3000万円超の贈与は55%の税率となります。しかも、桃太郎はその宝物をおじいさん、おばあさんに渡していますので、その際にも贈与税がかかると考えられます。55%×55%ですから、計算したらたぶんたいへんものすごくものすごい額の税金がかかることでしょう。面倒なので計算しませんが、税金でアホほど取られてしまい、おじいさん、おばあさんに渡る宝物はわずかなものにしかなりません。

税金が高すぎるのです。しかも、消費税が10%とはどう考えても高すぎます。300万円の車を買ったら30万円は税金って、車を買う気にもなりません。若者が車を買わなくなったとよく聞きますが、正しくは若者が車を買えなくなったなのです。失われた20年と言われていますが、GDPはほとんど増えず、所得も増えていません。にも関わらず、やれ成長だ、改革だ、所得が増えないのは自分の努力が足りないからだと自己責任論がさも正しいかのように吹聴されています。本当によい社会というのは、みんなができることをして、みんなが楽しく暮らせる社会です。競争、競争でぎゃんぎゃんするようなギスギスした社会ではありません。

以上、桃太郎の話を書くつもりが何を書いているのかさっぱりわからなくなりました。合掌。