ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

シャインマスカット

先日、実家に帰るときのおみやげにシャインマスカットを買っていったのです。私が食べたかったというのが本音なのですが、とにかくシャインマスカットは大変美味しかったです。皮ごと食べられるし、さわやかで甘すぎず、高貴な味が実に素晴らしい。この世の中には美味しい食べ物がごまんとありますが、その中でもかなり上位に位置する食べ物であると思います。

f:id:make_usagi:20200927205445j:plain

しかしながら、シャインマスカットよりも美味しいマスカットがあるのです。それが、ヤクインマスカットです。シャインもよいのですが、やはりシャインはシャインでしかありません。シャインは雇われの身であり、経営に関しての最終的な決定権はシャインではなくヤクインが持っています。

ヤクインがぼんくらだと会社はぐらぐらっと傾きます。下手するとズドーンと倒れます。シャインがみんな露頭に迷ってしまいます。シャインに比べてヤクインはとても重い責任があります。だからこそ、たくさんお給料をもらうことができるのです。

そんなヤクインが最強かというとそうではなく、ヤクインでも頭が上がらないのがカブヌシです。というわけで、ヤクインマスカットよりも美味しいマスカットはカブヌシマスカットということになります。カブヌシはたくさん出資すればするほど力を増し、会社の株式の33%強を持つと経営に対しての拒否権を持つことになり、50%を超えると人事権を持つことになるので実質的に経営のガバナンスを得ることになります。

先日、大戸屋の株を敵対的TOBでコロワイドがガブっと食べてしまいましたが、カブヌシというのはそれだけ力があるのです。ヤクインといえども左団扇ではなく、いつ寝首をかかれるかわからない、それはそれは大変な世界なのです。

というわけで、シャインマスカットは美味しいけれど、もっと美味しいのがヤクインマスカットであり、もっともっと美味しいのがカブヌシマスカットと申し上げましたが、シャインマスカットが美味しいという話以外は全てウソです。ご了承ください。合掌。