ぐわぐわ団

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またつまらぬモノを斬ってしまった

人生で一度は言ってみたいセリフというものがあると思います。そのセリフは人それぞれで、人によっては映画のワンシーンのセリフであったり、小説の中の言葉であったり、「ヤクザだけどクッキー焼いたよ!」かもしれません。

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私が人生で一度は言ってみたいセリフは「またつまらぬモノを斬ってしまった」かな〜と思ったのですが、別にそんなに言ってみたいわけでもないことに気が付きました。

仕方がないので、大阪都構想の話でもしましょう。

前に住民投票で反対がほんの少し多くてやんぴにしたというのに、ぼーっとしていたらまた住民投票をするとか言い出していて、ほんまにええ加減にしてほしいというのが偽らざる本音です。前の大阪都構想とは違う!という話なのかもしれませんが、私は改革とかが好きではないのです。改革というと聞こえはいいですが、ぶっちゃけいうと破壊です。ちょっとずつ、少しずつ、できることから工夫して前よりちょっとだけ良くしていく、この積み重ねで今の世の中があるというのに、突然「改革だ!」みたいな大きなことを言い出して世の中ぐちゃぐちゃにされたら困るのです。

というわけで、大阪都構想のチラシをぼへーっと眺めていたのですが「なぜ住民投票をするのですか?」という問いに対する「大阪市民が損するからです」という答えに合点がいきました。そういやそうだ。大阪市民が得をするなら、わざわざ住民投票をする必要もない話だし、大阪市民が損をするからこそ「痛みを伴う改革」をするのか、しないのかを選ばねばならないと考えるべきなのです。

もちろん、私は「改革」が嫌いですし、「痛みを伴う改革」なんてのはまっぴらごめんです。インフルエンザの予防接種の注射ですらイヤだというのに、痛みを伴う改革なんてのに付き合いたくはないのです。なんか、チラシを見ていると都構想のいいこともいろいろ書いていますが、結局のところ二重行政のどこが悪いのかさっぱりわかりません。大阪のトップはベテラン芸人が担ぎ上げられて何もせずにいるぐらいが平和でよいのです。合掌。