ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

ジョンがかわいそうだと思いませんか!

ジョンがかわいそうなのです!

突然びっくりされたかもしれませんが、みなさんはそう思いませんでしょうか。私の家にはアレクサがありまして「アレクサ、テレビつけて」とお願いすると「はい」と言ってテレビがつくようになっています。「アレクサ、テレビをNHKにして」と言うと「はい」といってチャンネルがNHKになります。

他のご家庭でも「テレビ消して」とか「テレビでもつけるか」と言った言い回しが広く一般的になされていることでしょう。

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ジョンはどこいった!

と私は声を大にして言いたいのです。あの、私たちがテレビとよんでいる機械は正式にはテレビジョンなのです。しかし、家電量販店に行って「おすすめのテレビジョンはどれかね?」と店員さんにたずねる人はいません。お友達との会話で「昨日のテレビジョン見た〜?」と言う人もいません。ジョンは完全に無視されているのです。実にかわいそう。

そんなことを言うとエアコンはどうなる?と思われるかもしれませんが、私はちゃんとエアーコントローラーと言います。枚方パークもきちんと枚方パークと言います。決して「ひらぱー」といった浮かれた言い方は致しません。じゃあ、テレビはと言われると、これが困ったことにテレビジョンとは言わないのです。

なんだろう、テレビジョンと言ってしまうと謎のインテリ感が出てくるような気がするのです。日本学術会議の正会員の方なら何となく「我が家のテレビジョンはいまだにブラウン管なんですよ」と言うかもしれませんが、おそらくそれは偏見というものでしょう。

ちなみに、ブラウン管というのはドイツの物理学者であるカール・フェルディナント・ブラウンに由来しており、もし菅直人が発明していたら菅管(カンカン)になっていた可能性もあるのです。パンダじゃあるまいし、そんなことになるはずもないと思ったあなた、菅義偉が発明していたら菅管(スガカン)になっていた可能性だってないことはないのです。やっぱりややこしい。

とにかく、ジョンが不憫です。合掌。