引き続き、昨日ご紹介させていただいた小説『魚雷人間』の話題です。
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もともとはこんな表紙の予定だったんですけど……
これだとなんとなくもんにょりするので、りとブログの りとさんにお願いして素敵な表紙を描いていただいたのです。
全然雰囲気が違います。
今年の1月に衝動的にイラストの依頼をして、翌月には描きあげていただきました。一方で私の筆が一向に進まず、もともとはゴールデンウィークまでに脱稿する予定だったはずが、ずるずるとのびのびになり、このままでは年を越してしまう!という状況だったのですが、このままではいかん、立派なものを書くのも大切だけど、まずは「書き終えること」を目標にしよう!と大きく方針転換を行いました。
この方針転換によって、あっという間に書き終えることができました。私の中には「ノーベル文学賞を取らねば!」というものすごいプレッシャーがあったのですが、それも書き終えないことには候補にすらあがらないのですから、まずは書き終えることが大切だと気がつきました。結果、大いなる妥協が生まれたのです。
あとがきにはこのように書きました。
小説を書こうと思い立ち、気がついたら1年以上経っていました。途中、何度も挫折しかけたのですが、結局挫折しました。その結果が、この結末です。
この小説がどのような小説かは明日の記事で書かせてもらうとして、すでにお読みになられた方はおわかりかと思いますが、この終わり方はたぶん誰も想像ができないという自負があります。ぜひ、読んでいただければ嬉しいです。合掌。