ぐわぐわ団

読んで損する楽しいブログ

DX

最近、新しい言葉がぽこぽこでてきて大正生まれの我々としてはもんにょりすること甚だしいのであります。例えば、12月は職場のハラスメント月間ということらしいのですが、ハラスメントというのもいまいち何のこっちゃと思うわけで、ともすれば焼きハラスとかそういう言葉とつながってしまってわけがわからなくなります。嫌がらせでええやん、嫌がらせで。

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こないだどっかで見かけた「DX」なんてわけがわからないの極地です。

DX超合金魂 超電磁ロボ コン・バトラーV 約355mm ABS&PVC&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア

上の画像は「DX超合金魂 超電磁ロボ コン・バトラーV 約355mm ABS&PVC&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア」なのですが、これはデラックスの意味です。これなら大正生まれの我々でもわからないこともないのです。

しかしながら、最近我々が見かける「DX」はデラックスの意味ではないようです。例えば、こんな感じの記事のタイトルを見かけるのです。 

脱ハンコで止まらない政府の“DX”化、経済効果は年間何億円?

脱ハンコで政府がデラックス化?経済効果?なんのこっちゃ?となるのです。

調べてみると「デジタルトランスフォーメーション」のことを「DX」と書くらしいのですが、こんなことをされては大正生まれの我々としてはたまったもんじゃありません。何でもかんでもカタカナ語であったり、アルファベットで短くされたりしたら、理解がおっつかないのです。最近の若いもんはと言うつもりは全くありませんが、最近の若いもんは正しい日本語を使おうという気概がないのか、単なるアメリカかぶれなのか、日本語を使う者としてしっかりしろと言いたい。

我々が推奨する「教育の支配」も、こんなことではエラいことになります。英語で言うと「エデュケーショナルドミネーション」、アルファベット2文字にすると「ED」になってしまうのです。「教育の支配」であればわかりやすいのですが、いざ「ED」と書かれてしまうと、とたんに元気のない真ん中の足のことになってしまい、バイアグラの処方が必要となるのであります。

ところで、我々って誰と誰?合掌。