ぐわぐわ団

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概念としてのおふとん

先日、たのしくいきたい子さんからのはてブコメントでこのような疑問を頂きました。

おふとんの魔力 - ぐわぐわ団

ごみちゃんの布団、どうなっているんだろう?中に何か入っているのかな?(`・ω・´)?おやつ?

2021/02/04 09:12

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上の図のように、ごみちゃんのおふとんがふくらんでいて、ごみちゃんはその上で寝ています。確かに、中に何か入っているように見えます。

これは「概念としてのおふとん」です。説明は以上です。

ということなのですが、もう少し説明をすると「概念としてのうさぎ」と同じとお考えいただければよいのではないかと思うのです。  

こちらは、お友だちの寒がりヤスコさんが販売している「概念としてのうさぎ」Tシャツです。概念としてのうさぎというのは、

丸の図形に長い耳がついた、本物のうさぎと似ても似つかないうさぎと称する何かの絵です。

この説明のとおりです。私たちは耳が長ければうさぎと認識してしまうのです。

さて、「概念としてのおふとん」の話に戻りましょう。

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実は、おふとんの中でごみちゃんが寝ているのです。しかしながら、実際におふとんの中で寝ている絵を描いてしまうと、おふとんだけになってしまってごみちゃんは見えません。それではごみちゃんがおふとんで寝ているということが伝わらないのです。仕方がないので、ごみちゃんは本当はおふとんの中でぬくぬくと寝ているのですが、あくまでもわかりやすく、ごみちゃんが寝ていることを表現するためにごみちゃんが上にいるのであって、上にいるごみちゃんは幻のごみちゃんと言えなくもないのです。

漫画ではよくある手法です。全く例えになっていませんが、コボちゃんは連載開始から40年弱経っており、本当はもうゴリゴリの中年のおっさんであるにも関わらず、いまだにかりあげ頭の小学3年生を演じています。このようなことが得てして起きるのです。ご注意ください。合掌。